おはようございます。野菜ソムリエの柳沢紀子です。
今日は、夏の終わりに最後に食べておきたい旬の野菜、「ゴーヤ」の簡単レシピ、「厚揚げとゴーヤのそぼろ丼」をご紹介します。
ゴーヤは苦い、下ごしらえが面倒、などと思われがちですが、実は電子レンジで簡単に下処理ができるんです。
電子レンジで一度加熱してから炒めるので、さっと炒めるだけ。朝の時短にも!
最近はゴーヤも通年でも見かけるようになりましたが、旬の時期のものが栄養価も豊富。夏が終わる前に食べおさめておくのがおすすめです。
ゴーヤには食欲を増進させる効果や、胃や腸の粘膜を保護する作用があります。さらに、気分をシャキッとさせてくれるので、この独特の苦みともあいまって、朝のめざめにはおすすめの野菜。
選ぶときは、「いぼ」がしっかりしていて傷がないものを。触ったときに固いものを。表面が水っぽく、緑が濃くなっているものは少し古い可能性が。
簡単!下処理はレンジにおまかせ「厚揚げとゴーヤのそぼろ丼」
材料(2人分)
- ゴーヤ 小3個(150g程度。大きいものなら1/2個)
- 砂糖 小さじ1/2
- 豚ひき肉 100g
- 厚揚げ 1/2個(100g)
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
作り方
1) ゴーヤを半分に切り、わたをスプーンで取りのぞいて5mm程度に切る。砂糖をふりかけて電子レンジ(600w)で1分半加熱する。
2) 豚ひき肉をフッ素加工のフライパンに広げて、片面が焼けたらひっくり返すようにして炒める。
3) 食べやすく切った厚揚げ、(1)のゴーヤを加え、酒と醤油を加えて水分を飛ばしながら炒める。
ポイント
めんどうなゴーヤの下処理も電子レンジにおまかせ。砂糖を少しふりかけることで苦みも減ります。
ひき肉は火が通りやすく、ゴーヤも下処理で電子レンジで加熱しているのでさっとできます。
ひき肉はフライパンに広げて、下に焼き目がつくくらいまでは混ぜたりせずにそのままにして。下が焼けたらひっくり返すようにしてざっと混ぜてください。こうすることで、強火で表面を焼き、肉のうまみを閉じ込めます。
普通に炒め物として食べても、ごはんに乗せてワンボウルにしてもOK。
Text & Photo:Noriko Yanagisawa
▼柳沢紀子さんの朝美人インタビューはこちら >> https://asajikan.jp/article/128502
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