今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
猛烈な暑さを吹っ飛ばすのは、お化けか地獄ラーメンか、それともケチャップマン！？ 一度読んだら忘れられない、キョーレツ絵本３冊をどうぞ！
彼の名前はケチャップマン。
押せば出てくるまっかなケチャップ。自分にしかできない何かを探して、ひとりさまよい歩くケチャップマン、哀愁が漂います。ある日、ポテトフライの専門店でアルバイトを始めてみたら……。
疲れて帰ったケチャップマンが、裸電球ひとつの部屋で夜の街を眺めてる。ポップなカラーもこの絵本ではペーソスの色。シュールな映画のような絵本です。
『ケチャップマン』
著者：鈴木のりたけ
出版社：ブロンズ新社
おばけの結婚。
化けるのはお手のものですもの。お見合いの席で、娘はお白粉をたっぷりはたいてそれはそれは愛らしく、相手の男の望みどおりの姿になって……。ひとだまの青白い光が、娘の可憐さと凄みを際立たせます。
荒れ果てた屋敷に男と女の魂が宿ります。怖くてかわいい怪しの世界で遊んでください。
『おばけにょうぼう』
文：内田麟太郎／絵：町田尚子
出版社：イースト・プレス
地獄ラーメン一丁！
テーマは地獄ラーメン、強烈なインパクトとオーラを放つ絵本です。閻魔様が地獄にぴったしのラーメンを作っちゃった。その名も、えんま軒の地獄名物・血の池ラーメン。全部食べたら天国へ行けると地獄の住人たちは大行列をつくったけれど、辛いのなんのって！
ページをめくるだけで、地獄の熱風になめられそうです。
『じごくのラーメンや』
作：苅田澄子／絵：西村繁男
出版社：教育画劇
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
＊『ケチャップマン』
＊『おばけにょうぼう』
＊『じごくラーメン』
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