今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
町も野原も学校も、私もあなたも雨のなか。そんな季節のはじまりに、雨の日に読みたい絵本5冊をセレクトしました。雨から世界が広がる本をどうぞ。
雨つぶの大冒険。
雨がふる仕組みを描く絵本。ある雨の日、雨つぶの子が空からの冒険の道のりを教えてくれる。雨つぶが最初にあいさつするのは子どもたち。雨あがりの葉っぱのしずくは、雨つぶの寄り道です。
『あめ』
著者:イブ・スパング・オルセン/翻訳:ひだにれいこ
出版社:亜紀書房
雨のよろこび。
雨の日の子どもたちの一日を描く文字のない絵本。レインコートに長ぐつで雨の庭を探検するのはこんなにも楽しい! 遊びまわったあとには温かいお風呂が待っています。雨の世界が輝く傑作です。
『雨、あめ』
著者:ピーター・スピアー
出版社:評論社
雨はどこにいくの?
山に降る雨のあとをリズミカルな言葉でたどる絵本。雨つぶはウサギの鼻やクマのしっぽからぽとりと落ちて、ひなぎくの花びらを伝って、アマガエルの背中にぽっとん。海へ向かってあまつぶぽとりすぷらっしゅ!
『あまつぶぽとりすぷらっしゅ』
作:アルビン・トゥレッセルト/絵:レナード・ワイスガード/訳:わたなべしげお
出版社:童話館出版
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雨はイマジネーション。
雨の日の不思議なトンネルと男の子のお話。画家・中野真典が幻想的な世界へと誘います。真っ暗なトンネルから男の子が見たものは……。雨の日は、何かが起こりそう。景色がいつもと違って見えます。
『おはなしトンネル』
著者:中野真典
出版社:イースト・プレス
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4匹のカエルがあそぶ。
水辺を軽やかに飛び回る、4匹の仲良しカエルたち。天敵に出くわしても、するりとうまく逃げるから大丈夫。夜の動物たちがやってきたら、夏の歌を一緒に歌う。生きる喜びにあふれた絵本です。
『ゆかいなかえる』
文・絵:ジュリエット・ケペシュ/訳:石井桃子
出版社:福音館書店
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イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
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「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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