今日のカフェボンボンは、アメリカの名作絵本『あまつぶぽとりすぷらっしゅ』。
梅雨の時期にぴったりの絵本。山の斜面に降る雨のあとを、リズミカルな言葉と味わいのある絵でたどっていきます。
『あまつぶぽとりすぷらっしゅ』
作:アルビン・トゥレッセルト/絵:レナード・ワイスガード/訳:わたなべしげお
出版社:童話館出版
あまつぶ
ぽとり
すぷらっしゅ
声に出してみると、調子が良くてリズムをつけて何度も言ってみたくなる。きゃりーぱみゅぱみゅって何回も言いたくなっちゃうような、そんな感じ。
原題は『RAIN DROP SPLASH』。“すぷらっしゅ”という日本語があってもちっとも変じゃない。水がはねるイメージがちゃんと浮かぶんだもの。でも、それはもう、この素敵な言葉の響きのマジックにかかってるってこと!
雨粒はウサギの鼻やクマのしっぽからぽとりと落ちて、ひなぎくの花びらを伝って、アマガエルの背中にぽっとんと。本書は、山に降り続く無数の雨粒がどんなふうに流れ、海にたどりつくのかを描きます。
あまつぶぽとりすぷらっしゅの「朝時間」は、池の水面に睡蓮が咲いた朝。小さなカタツムリも遊んでいます。
Love, まっこリ〜ナ
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