今日のカフェボンボンの本棚は、秋の絵本の特集を。
日曜日の絵本も秋色です! 秋の楽しみや自然の美しさを伝える絵本5冊を選びました。深まりゆく秋を絵本とともにお楽しみください。
森の国チェコの
詩情あふれる絵本。
チェコの自然を背景に描くかえでの葉の生涯の旅。金色の葉が木を離れ、草原、小川、森へと旅するうちに季節が移ろう。葉を運ぶ強い風や出会った少年のこと。色あせた葉に旅のすべてが刻みつけられている。
『かえでの葉っぱ』
著者:デイジー・ムラースコヴァー/訳:関沢明子/絵:出久根育
出版社:理論社
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秋の楽しみを
小さな絵本で。
落ち葉で遊んでたき火して、赤く実ったりんごを収穫、りすと一緒に木の実を拾って。大きなかぼちゃの準備ができたら、さあハロウィーン! 子どもたちの自然に親しむ素朴な遊び。季節感あふれる絵本で秋の楽しみを見つけて。
『いまはあき』
著者:ロイス・レンスキー/訳:さくまゆみこ
出版社:あすなろ書房
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いちょうの実が
一斉に旅立つ朝。
宮沢賢治の作品をもとに、いちょうの木とその実の旅立ちを生き生きと描く。丘の上の木はお母さん、黄金色の実は千人の子どもたち。明け方、旅立ちの日を迎えたいちょうの実は……。親子の愛あふれる絵本。
『いちょうの実』
作:宮沢賢治/絵:及川賢治
出版社:三起商行
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パパのアップルパイが
すてきなワケは?
ねじれてたくましいりんごの木が、赤くておいしいりんごを実らせて、そのりんごがパパがやいたアップルパイになりました。甘くてあつあつのアップルパイが世界と私をつなげている。りんごの季節に読みたい絵本です。
『パパがやいたアップルパイ』
文:ローレン・トンプソン/絵:ジョナサン・ビーン/訳:谷川俊太郎
出版社:ほるぷ出版
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月のきれいな夜に。
昔の人が月を大切にしていた気持ちを伝えながら、月の満ち欠けのふしぎを科学的に教えてくれる本。月を観察することでもっと夜空が身近になる。この本を見ながら秋の空を眺めてください。
『月の満ちかけ絵本』
文:大枝史郎/絵:佐藤みき
出版社:あすなろ書房
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イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
ラブ&ピースな一日を♥
Love, まっこリ〜ナ
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