本のサイズは12.5センチ×14.5センチ。秋の楽しみを描いた、かわいらしい絵本です。
ひらひらくるくるかぜにまう あかやきいろやちゃいろのはっぱ。あとからあとからおちてくる。文字の並びを見ているだけで、葉っぱがかさかさと舞い落ちるようすが目に浮かぶ。
落ち葉のじゅうたんで遊んだあとは落ち葉はき。落ち葉の山にもぐったら、きっと秋の香りがするでしょうね。
子どもの頃に感じた秋の空気の冷たさや、落ち葉たきの煙の匂いを思い出しました。そして、夕暮れ時の心細さも……。
『いまはあき』
著者:ロイス・レンスキー/訳:さくまゆみこ
出版社:あすなろ書房
大きく実ったりんごをかごいっぱい。林の中ではりすに混じって木の実拾い。南の国へ旅立つ渡り鳥を見送って、それから、大きなかぼちゃを用意して……。
自然に親しむ素朴な遊びは、アメリカも日本もそんなに違いはないみたい。でもやっぱりハロウィーンの風習はエキゾチックに感じられます。日本でもすっかり定着したのに不思議ですね。
季節感あふれる絵本は贈り物としてもおすすめです!
楽しい休日を!
Love, まっこリ〜ナ
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