今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、台所をめぐる本を。
おいしい料理が人をつなぎ、日々の幸せをつむぎだす。料理を愛する人たちの台所をめぐるエッセイ、おすすめの3冊をお届けします。台所しごとの楽しみとよろこびが詰まっています。
わたしの味をつくる。
平松洋子の台所にまつわるエッセイ集。つくるよろこび、食べるよろこびの両方が、おいしい匂いがたちこめる台所に満ちてくる。一人暮らしの台所、家族のために毎日ごはんをつくる台所。「わたしの味」を育ててくれた台所への想いが伝わってきます。
『夜中にジャムを煮る』
著者:平松洋子
出版社:新潮社
きれいな味の秘訣とは?
料理研究家・土井善晴さんが大切にしているのは、季節を感じ、五感でおいしさをみつけること。料理箸やまな板、「お布巾」の使い方、お玉のアク取りの方法など、きれいな味に欠かせない台所しごとの秘訣を教えてくれます。和食にまつわる気づきにあふれた一冊です。
『おいしいもののまわり』
著者:土井善晴
出版社:グラフィック社
料理エッセイの名作。
石井好子がフランス暮らしの思い出と好きな料理をつづる。湯気の立ったチーズ・オムレツにノルマンディー風じゃがいも料理、玉ねぎのグラタンスープ・グラティネと、食欲をそそる料理が次々と登場します。「バタ」や「ブドー酒」「キャフェ」なんていう言葉の響きが古風で素敵です。
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』
著者:石井好子
出版社:河出書房新社
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
*『夜中にジャムを煮る』
*『おいしいもののまわり』
*『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』
Love, まっこリ〜ナ
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