今日のカフェボンボンの本棚は、『おいしいもののまわり』。
季節を感じる喜び、五感でおいしさをみつけること。料理研究家の土井善晴さんがつづる、和食にまつわる「気づき」とは? お料理への繊細な心配りと飽くなき探究心、凛とした佇まいを知る一冊です。
『おいしいもののまわり』
著者:土井善晴
出版社:グラフィック社
清らかなおいしさがあふれる。旬の美しい魚、ほんのり温かいおひつご飯、きれいに整えたお祝いの料理。
そのおいしさを作るのに欠かせないもの。料理箸やまな板、台所の「お布巾」を上手に使いこなすこと。
雑味のない澄んだ味を生むために、素材の持ち味を生かしシンプルに調理する。土井先生はこれが和食の「きれいな味」の秘訣だと語ります。
そして、心を込めてていねいに料理するうちに、その人自身のふるまいが美しくなっていく……。
おいしいものの「朝時間」は、あぶった海苔の香り。
幼い頃、海苔にご飯をくるんで食べた。懐かしい食卓の風景を思い出します。
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こちらの本もオススメです。
*『土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖』
*『土井善晴の懐かしご飯』
Love, まっこリ〜ナ
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
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