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土井善晴さんの『おいしいもののまわり』きれいな味の秘訣とは?

 

今日のカフェボンボンの本棚は、『おいしいもののまわり』

季節を感じる喜び、五感でおいしさをみつけること。料理研究家の土井善晴さんがつづる、和食にまつわる「気づき」とは? お料理への繊細な心配りと飽くなき探究心、凛とした佇まいを知る一冊です。

20160111
おいしいもののまわり
著者:土井善晴
出版社:グラフィック社

清らかなおいしさがあふれる。旬の美しい魚、ほんのり温かいおひつご飯、きれいに整えたお祝いの料理。

そのおいしさを作るのに欠かせないもの。料理箸やまな板、台所の「お布巾」を上手に使いこなすこと。

雑味のない澄んだ味を生むために、素材の持ち味を生かしシンプルに調理する。土井先生はこれが和食の「きれいな味」の秘訣だと語ります。

そして、心を込めてていねいに料理するうちに、その人自身のふるまいが美しくなっていく……。

おいしいものの「朝時間」は、あぶった海苔の香り。

幼い頃、海苔にご飯をくるんで食べた。懐かしい食卓の風景を思い出します。

***

こちらの本もオススメです。
『土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖』
『土井善晴の懐かしご飯』

Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
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まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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