今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『おかずのクッキング』。
料理研究家の土井善晴さんの小さな鍋のレシピ、おせち料理の特集です。冬の献立を特集した心から温まる一冊です。
『おかずのクッキング 207号 2016年-2017年12月 1月号』
出版社: テレビ朝日
土井先生の冬の献立。今回は「鍋焼き式ひとり鍋」。小鍋に具材を盛り込んで、おいしく味つけただし汁で、さっと煮上げて食べる鍋。「一人二人で食べきる」鍋料理です。「だし汁ごと、どうぞやってください」先生の明るい声が聞こえてきそうですね。
具材をたっぷり入れた「鍋焼き式」ご馳走鍋、鶏レバーや砂肝も入れた鶏すき、白味噌の味噌汁をだしにした京風キムチ鍋。
どの鍋も滋味深く大人の味わいがします。牛すじの煮込みで作った鍋にお餅を入れるとまたおいしい。冬の献立にぴったりです。
おせち料理の品数は多くなくてもいい。先生が大切にしているのは、お正月を健やかに迎えられるよう、ていねいにおせちを作ること。そして、心を込めて作ったおせちをきれいに整えて盛りつける。清々しいお正月の食卓を作るヒントが見つかります。
有元葉子さんの気どらないおもてなし料理やウー・ウェンさんの大根・白菜のおかずのレシピなども掲載されています。冬の楽しみが増える一冊をどうぞ。
土井善晴さんの最新刊、こちらもぜひ。
*『一汁一菜でよいという提案』
Love, まっこリ〜ナ
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