おはようございます。
朝時間.jp公式朝美人アンバサダーで、フードスタイリストの河合真由子です。
基本的に早起きが得意なわたしではありますが、ごく、たまに、朝、時間のないときは、たまにおにぎりを握って移動中に食べたり、更にもっとお腹がすいているときには、海苔の上にご飯を広げて前日ののこりもののおかずをいれて海苔巻きにして朝ごはんをすませることもあります。
さて、そんなご飯党には欠かせない「海苔」。
普段何気なく、お握りに巻いたり、ご飯に添えたりしていますが、実は産地によって味も特徴も異なるってご存知でしたか?
今日は、ごはんの名脇役『海苔』にフォーカスし、産地ごとのお勧めの味わい方をご紹介したいとおもいます。
定番♪「有明産」の海苔
海苔の産地としてすぐに思いつくのが、有明海。潮の干満の差が激しいため海上に露出する時間が比較的長いため光合成を充分に行うことができます。
太陽の光を一杯に浴びた海苔は、磯の香り豊かなとろりと甘みのある味になります。そんな有明海産の海苔は、そのままいただくか、ごはんのお供として一緒にいただくことをお勧めします。口の中でとろりととろけていく食感と甘み、咀嚼することであとからこみ上げてくる磯の香りを楽しんでみてください。
おにぎりと好相性!「瀬戸内産」の海苔
次にご紹介するのが瀬戸内産の海苔です。瀬戸内海に面した地方では、養殖時に海水に浸っている時間が比較的長く、黒味と艶のある固めのしっかりとした海苔に仕上がります。
そんな瀬戸内産の海苔は、コンビニのおにぎりにも広く使われていることで知られています。固めのしっかりとした海苔が、ごはんとあわせてもへたることなく、最後の一粒までおいしくいただくことができます。
「東京湾」の海苔は、淡白なおかずにも相性抜群☆
最後にご紹介するのが東京湾(千葉産)の海苔です。生産量が多くないこともあり、一般にはあまり出回っていないようですが、厚めで巻いたときに磯の香りがひときわ香る、コシと甘みが特徴の個性が際立つ味わいです。
そんな東京湾の海苔は、淡白な味のものとあわせてその個性を充分にいかしていただくのはいかがでしょうか?はんぺんなどの淡白なものと一緒にあわせれば、香りと甘みを充分に味わうことができます。また、お料理の仕上げに風味付けとして海苔を刻んで散らすのもおすすめです。
…産地別の海苔の特徴と、おすすめの食べ方、いかがでしたか?
ひとえに海苔といっても実は産地も違えば味わいかたもそれぞれ。普段は産地などあまり気にせず購入していた方も、これを機会にご家庭でいただく海苔、ちょっと見直してみませんか?食卓を香りと風味で彩る海苔、こだわればこだわるほど朝の楽しみも増えそうです♪
それでは今日もおいしい朝ごはんでとっておきの朝をおすごしください♪♪
フードスタイリスト 河合 真由子
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