おはようございます!フードスタイリストの河合真由子です。
9月は新米の季節。少し涼しくなってくると、ご飯にお味噌汁という典型的な和の朝ごはんが恋しくなります。
朝からふっくら炊きたてのごはんを味わうと、なぜか幸せな気分になれますね。そこで今日は、簡単で一番おいしい、ごはんをお鍋で炊く方法をご紹介します。
一番手軽でおいしい!お鍋で炊くごはん
ここ数年、ごはんが美味しく炊ける高級炊飯器が次々と発売され、あらためてごはんを美味しく食べることについて注目が集まっています。
忙しい毎日でも、手間暇かけず、せめてごはんぐらい美味しいものを食べたいという願望をみたしてくれる炊飯器は、とても便利なのですが…お値段もそこそこし、そもそも炊飯器自体が場所をとってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、お鍋で炊くごはんです。
実は個人的には、お鍋で炊くごはんが一番手軽でおいしく炊けるとおもっています。ほんの数年前まで、自宅に炊飯器も置いていなかったのですが、それはお鍋で十分美味しくごはんが炊けるからです。
また、コツをつかめば、実は思い立ったときにすぐにごはんが炊けるので、炊飯器でごはんが炊きあがるのを待つ必要もありません。また、鍋だきならではの炊きたての香りとふっくらつやつやしたごはんの仕上がりは、格別で、朝からテンションがあがります。
失敗なしでおいしく炊ける!鍋だきごはん
実際にわたしが普段やっているお鍋でのごはんの炊き方をご紹介します。
1) お米の計量
皆さんお米の計量カップで計っている方がほとんどだとおもいます。
わたしの経験上、この計量が雑な方が多く、計量カップ1杯でだいたいグラムにして20g前後します。はかるときは、カップにすりきり1杯で計量しましょう。または家に量りがあれば、お米1合=150gで計量してもいいです。(あとの水分量の計算も楽になります)
2) お米を研ぐ
お米を研ぐときに大事なのは、最初の洗米の際のお水です。最初のお水を一番吸収するので、水を注いだらさっと混ぜてすぐに捨てます。その後何度か水を入れ替えてお米を研ぎ、これをだいたい3〜4回繰り返します。
3) 浸水
お米は洗ったら30分〜1時間ほど浸水させます。お鍋で炊くときは、必ずこの浸水をおこなってください。(お米に芯が残る原因になります)
4) 炊く
一般的にお米1合に対し、1.1倍の量(ml)が通常の水加減ですが、鍋炊きの場合は、わかりやすくお米1合に対しお水200mlとおぼえておくと便利です。
最初にお鍋に蓋をして中火で火にかけます。沸騰したら弱火にし、12分程加熱します。その後火を止めてそのまま10分蒸らします。
蒸らしおわったら、しゃもじで全体をかき混ぜます。
※お米2合にお水400ml、沸騰したら12分。その後蒸らし10分とおぼえておけば簡単です。
※水分量は、お好みの硬さで調整ください。
お米も鮮度が大事。保管は野菜室で
最後に、精米後のお米は、時間が経過するにつれて味が落ちていきます。食べ切れる範囲内で購入することと、購入後は冷暗所に保管することをおすすめします。
冷蔵庫の野菜室なら安心して保管することができますね。
いかがでしたか?
新米が楽しみな季節になりました。朝からふっくら炊きたてのご飯を食べられたら幸せですよね?
巷では、高級炊飯器が話題となっていますが、実は家庭にあるお鍋でもふっくらおいしくご飯を炊くことができますよ。事前にしっかり浸水をし、水加減と火加減を覚えれば、食べたいときにささっと炊くことができます。
また、お米の炊き方を覚えておけば、アウトドアや災害時でも役立ちます。
何よりも、ふっくらつやつやの炊きたてのご飯があれば、朝から立派なご馳走に。是非、炊き方のコツを覚えて、朝から炊きたてを味わってみませんか?
フードスタイリスト 河合 真由子
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