今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『銀座ウエストのひみつ』。
東京の老舗洋菓子店「銀座ウエスト」が愛され続けるひみつをひもときます。コーヒー読書におすすめの一冊です。リーフパイやドライケーキを傍らにどうぞ。
『銀座ウエストのひみつ』
著者：木村衣有子
出版社：京阪神Lマガジン
上品でやさしい味わいのリーフパイやドライケーキ。小さなお菓子のひとつひとつに、ウエストの哲学が宿っている。
ウエストの企業哲学やその魅力を伝える本書。著者は二代目社長をはじめ工場長やウェイトレスを丹念に取材し「ウエストらしさとはなにか」を探ります。
真っ白なテーブルクロスの折り目正しさ、コーヒーカップの受け皿やお冷やのコップのまろやかさ、ウェイトレスの心配りの細やかさ、焼き菓子の変わらないおいしさ。そのすべてがウエストらしさを醸し出しています。
「初対面なのに、気取らず、飾らず、優しくて、長くお付き合いできそうなお人柄のような」お菓子を目指しているそうです。真摯な理念を知り、ますますウエストが好きになりました。
ウエストの「朝時間」は、銀座本店の風景。テーブルクロス掛けからはじまる喫茶室の朝です。
木村衣有子さんの本、以前ご紹介したこちらもぜひどうぞ。
＊『コーヒーゼリーの時間』
＊『コッペパンの本』
Love, まっこリ〜ナ
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