今日のカフェボンボンの本棚は、『地元菓子』。
日本全国津々浦々、その土地でしか出会えないお菓子の数々を美しい写真とともに紹介した本。この秋、地元菓子をめぐる旅へ出かけてみませんか。
『地元菓子』
著者:若菜晃子
出版社:新潮社
旅先でお菓子屋さんを訪ねるのはとても楽しい。「いつものあれとあれ、お願いできる? またあとで寄るわね」「あ、おばあちゃんにこれもいただいてくわ」「お気をつけてー」地元の人と店員さんのこんな会話に心和みながら、ショーケースのお菓子を選ぶ。
各地で愛されてきた地元菓子を訪ねて紹介した本書。東京近郊の酒まん街道、愛知県のえびせん街道、雪深い地方の雪型お菓子、四国のお嫁入り菓子、木の実・草の実のお菓子。歴史と風土が育てたその土地ならではの味を伝えます。
地元菓子の「朝時間」は、大分のざぼん漬。果実のみずみずしさあふれるお菓子を朝のデザートに。
どこの町にもあるお菓子屋さんの日常の風景が垣間見える本。愛らしいケーキが並ぶショーケースに胸がキュンとします。
Love, まっこリ〜ナ
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