今日のカフェボンボンの本棚は、『にっぽんのおかず』。
風土と伝統に育まれ、いのちをつないできた郷土食。北海道から沖縄まで、その地ならではのおかずをおいしそうな写真とともに紹介した本、新刊です。
大人気の写真絵本シリーズ『にっぽんのおにぎり』『にっぽんのおやつ』に続く第三弾です。
『にっぽんのおかず』
著者:白央篤司
出版社:理論社
その土地ならではのおかずを「おいしい」と感じると、ここで暮らしてみたいと思う。この本には、まだ食べたことのない地方の味がたくさん載っている。住みたい場所はもっと増えるかもしれない。だって、こんなにおいしそう!
北海道のホッケ焼きから沖縄県のラフテーまで、郷土で慣れ親しまれているおかずを紹介。それぞれのおかずがいかにその土地に根ざし大切に食べられてきたかがわかります。
地域ごとにとくに愛される魚や味噌をつかったおかずなど、テーマごとの味を探す楽しみも。もともと保存食だったおかずが多いのも郷土料理の特徴です。
昔の人たちの食の苦労が今に伝わる郷土のおかず。親しみのわく料理の名前のもつ重みにしみじみします。みなさんのふるさとの味にきっと出会える一冊です。
同じシリーズのこちらの本もぜひどうぞ。
*『にっぽんのおにぎり』
*『にっぽんのおやつ』
Love, まっこリ〜ナ
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