今日のカフェボンボンは、新刊『スナーク狩り』。
『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルの名作に、
ムーミンの生みの親トーベ・ヤンソンが挿し絵を描いた。
そこに人気歌人の穂村弘が訳をつけて……。
トーベ・ヤンソン生誕100年の記念の年に、
一冊の素敵な本が生まれました。
『スナーク狩り』
作:ルイス・キャロル/絵:トーベ・ヤンソン/訳:穂村弘
出版社:集英社
謎の怪物スナークにまつわる、風変わりで謎めいた冒険譚。
スナークを探すために10名が集まった。
正確には9人の男とビーバーが一匹。
船長ベイルマンのもと、選り抜きの乗組員が一艘の船で海へと繰り出す。
靴磨き、帽子屋、銀行家、凄腕のビリヤード・マーカー。
ウェディングケーキしか作れないパン屋に、レース編み好きなビーバーも。
船は進んでいくけれど、誰もスナークを見たことない。
ならどうやって探したらいい?
本物のスナークを見分ける方法があるんです。
5つの特徴さえ知ってればね。
その中にスナークの「朝時間」を見つけました!
とんでもないほど朝寝坊
午後五時のお茶の時間に朝ご飯
晩のご飯は次の日になる
トーベ・ヤンソンの絵は、エキセントリックなキャラクターの雰囲気にぴったり。
そして、訳文には穂村弘さんの遊びごころが散りばめられています。
以前ご紹介したこちらもおすすめです!
*『不思議の国のアリス』…トーベ・ヤンソンが絵を描いた美しいアリスの本です。
*『求愛瞳孔反射』…穂村弘のスリリングで甘い純愛詩集。
Love, まっこリ〜ナ