今日のカフェボンボンは、『パリ散歩画帖』。
銅版画家の山本容子さんが、パリのアパルトマンに、旅人としてではなく住人として暮らしてみた。
『パリ散歩画帖』
著者:山本容子
出版社:朝日新聞出版
テーマは「パリを散歩しながらスケッチしよう」。通りや小路を歩き回りながら、画材を現地で調達する。
デパートやスーパー、カフェにも立ち寄り、面白いと思った光景を紙袋やナプキンにどんどんスケッチしていく。言葉ではなく、絵でメモしている感じなんだそうです。
お箸を使うフランス人男性の絵がかわいい。このメモの小さな中華料理店には、カトリーヌ・ドヌーヴも来るという。絵はパリの散歩案内にもなっているんですね!
文房具好きとしては、画家が現地で手に入れるグッズにも興味津々です。例えば、フランスでポピュラーだという修正ペン付きの青い水性ペン。フランスの学生は、シャーペンや鉛筆を使わずペンで書くので修正液が必要らしい。
紙やノート、手帳など、気に入ったものを旅の小道具として自由自在に扱って、ひとつの作品を仕上げるようすは、まるで興演奏のようです。
Love, まっこリ〜ナ
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