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村上春樹がランニングシューズと共に生きる理由

 

今日のカフェボンボンは、『走ることについて語るときに僕の語ること』
走り続ける作家・村上春樹。意志の強さ、忍耐力が半端じゃない。

20141013

走ることについて語るときに僕の語ること
著者:村上春樹
出版社:文藝春秋

二十数年間、一日も休まず走り続けるということのすごさ、気持ちを途切れさせない固い意志にたじろいでしまう。

著者が走り続けるのは、意志が強いからだけじゃない。とてもシンプルな理由、「走ることが好き」だから。専業作家になったときに体調維持のために始めて以来、日本でも海外でもランニングシューズ一足を持って走り続けてきた。

真夏のギリシアで、マラソンのオリジナル・コースを、たった一人で激走したエピソードに圧倒されます。アテネからマラトンへ過酷な道を走り切ったあとに、ビールを飲みながら「やれやれ」という。このとき、村上春樹はランナーから小説家に戻るのかもしれない。

走るときに聴く音楽は、シンプルなリズムのロックがいいそうです。夏のハワイのカウアイ島で聴きながら走ったという、1960年代のバンド・ラヴィン・スプーンフルを私も聴いてみたい。

Love, まっこリ〜ナ

 

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Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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