大人気スタイリストの大草直子さんが編集長を務めるメディア「mi-mollet(ミモレ)」。そのミモレの人気コーナー「 おしゃれのヒントは、やっぱり街にある SNAP! SNAP! 」より、朝時間.jp編集部が”朝に役立つスナップコーデ”を独断でピックアップ!mi-mollet編集部とのコラボによる特別連載です♪
さわやかな季節に似合う「薄色ボトム」の洗練コーデ
いつもよりさわやかな気分で目覚めた朝。そんな日は、軽やかな色合いの着こなしに惹かれませんか?
永遠の定番、白シャツもいいけれど、今回ピックアップするのは、ボトムに白やベージュなど、薄色を取り入れたコーディネート。
「白デニムって膨張して見えそうで難しい」「デニムや濃い色のボトムに慣れすぎて、トップスに何を選べばいいか迷っちゃう」…そんな風に感じる方、多いのでは?
でも、薄色ボトムでも、サイズやバランスをちょっと意識するだけで、誰でも抵抗なく着こなせます。さらに、ボトムスが明るくなることで体の重心が上にあがり、ぐっと軽やかな印象を演出できますよ♪
今年の春夏らしい「薄色ボトム」の洗練コーデ実例をご紹介します。
Snap 1:個性的なデザインの薄色スカートを上品に
(鹿倉 朋子さん@原宿/ビームスハウス丸の内 ショップスタッフ)
淡いベージュの、でも、ひとひねりあるデザインのロングスカートに、茶系のトップスや小物を合わせた、上品で大人シックな着こなし。
秋をイメージしそうな茶系グラデの色使いですが、さっぱりしたドライな質感のスカートや涼しげなコットンニットを合わせることで、春〜初夏にぴったり合うムードに。ボトムをホワイトデニムに変えたり、白のシフォンプリーツスカートに変えるとまた違うイメージを演出できそう。
Snap 2:青空の下で着たい!初夏を感じる白デニムコーデ
(城代佳子さん@代官山/主婦)
明るめブルーのシャツにすっきりとしたデザインのホワイトデニムをパキッと合わせた、気持ちいい初夏を感じるコーディネート。
ホワイトデニムは、こんなインディゴっぽいシャツはもちろん、無地、チェック、ストライプ、そしてリネンもシルクもコットンも、どんなシャツも受け止めてくれるので、シャツがトレンドの今年、特におすすめです。
カットソーやTシャツに比べ、シャツならカジュアルになりすぎないので、お仕事シーンにも◎ですね。
Snap 3:白デニムでこの「こなれ感」…真似したい!
(徐 絵里子さん@原宿/主婦)
基本的な配色バランスの、アイテムもベーシックな組み合わせだけど、すごくおしゃれ!それはきっと、それぞれのアイテムのサイズ感が絶妙で、着る人にしなやかになじんでいるから。
無造作に見えるロールアップも、きれいな足首がちらっと見えて、女性らしく、かっこいい。黒に比べ、膨張して見えがちな淡色ボトムですが、すっきりさわやかに着こなすコツは、しっくりくるサイズ感とバランスにあるのかもしれません。
Snap 4:全身薄色で春らしさ満開の着こなし
(足立優子さん@表参道/フローレント プレス)
トレンドのガウチョパンツも、黒ではなく淡い色なら、こんなにさわやかで春らしく!同じ色と素材感のコートをふわっと合わせることで、難しいハンパ丈のパンツもラフに見えず、エレガントさを感じる仕上がりに。
こんな全身薄色のコーデの場合、ピリッと濃い色の靴とバッグを合わせることで、全体がピリッと引き締まりますね。覚えておきたいテクのひとつ!
Snap 5:白ガウチョの魅力あふれる大人コーデ
(矢花 恵未さん@丸の内/会社員)
真っ白の涼しげでしなやかなガウチョパンツを、濃いネイビーの表情あるニットとあわせた、とっても大人っぽいコーデ。華もあるけどシックな色使いなので、仕事のあと、きれいなレストランで食事がある、そんな日にぴったりですよね。
色合いもご本人のショートヘアも、どちらも男性的なのですが、それぞれのアイテムがとってもエレガントなので、とても女らしいムード。中間色のグレーのコートを羽織ることで、ボトムの白が目立ちすぎることなく、全身が美しくまとまって…本当に、うっとり!
・・・いかがでしたか?
さわやかな季節、さわやかな気分の朝に似合う、薄色ボトムの着こなし。サイズ感にこだわって、自分に似合う1本を手に入れたら、クローゼットの前で色々な着こなしを試してみてコーディネートの幅がぐんとひろがって、朝のオシャレがもっと楽しくなるかも。