今日のカフェボンボンの本棚は、『スピンク合財帖』。
山奥で暮らす作家のご主人ポチさんこと町田康の日常をアナーキーな犬の目線でつづります。かわいすぎる語り口と写真に胸キュンです!
『スピンク合財帖』
著者:町田康
出版社:講談社
私の名前は「スピンク」。5歳の雄のスタンダードプードルです。「ふつうは本を書かない犬が書いた本なので、不備があっても許してね」って。
観察眼鋭く愛情深いスピンクは、ご主人のことなら何から何までわかってる。ご主人の心の内やへんてこな癖、作家としての苦悩やらをぜ〜んぶ受けとめてるんです。犬の方が人間を見守っているみたい。
ご主人をポチと呼ぶのは「半分は犬のような人」だから。偏屈で不器用で子どもみたいにふるまうポチに心の中でツッコミを入れながら、今日も一緒に生きています。
ポチに体当たりしたり耳をなめたりしつつ、自由に、アナーキーに。
Love, まっこリ〜ナ
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