今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。
こんな日はきっと、空のずっと高いところで雪の結晶が生まれている。雪の結晶の美しい写真に、詩人の谷川俊太郎がきらめく言葉をつけた本。小さな「きらきら」を冬の朝に。
きれいだね
てんからおちてきた ほしみたい
空の高いところで生まれた雪の結晶は、地上に落ち始めると雲を通りながら成長する。長い旅の途中で、小さな氷のつぶが六角形になって、ひとつひとつの結晶が形作られていく。
天からどんな旅をして、こんな形になったの?
鳥たちは小さな星のかけらを羽に感じるのかな?
この本の雪の結晶は、北海道の大雪山のふもとに降った天然の雪だそうです。同じ形のものはない雪の結晶の神秘。雪の朝、赤いミトンでそっと受けとめよう。
きらきらまぶしい天からの贈り物を。
『きらきら』
文:谷川俊太郎/写真:吉田六郎
出版社:アリス館
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しい休日を。
Love, まっこリ〜ナ
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>