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【日曜日の絵本】雪の結晶は天からの贈りもの

 

今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。

こんな日はきっと、空のずっと高いところで雪の結晶が生まれている。雪の結晶の美しい写真に、詩人の谷川俊太郎がきらめく言葉をつけた本。小さな「きらきら」を冬の朝に。

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きれいだね
てんからおちてきた ほしみたい

空の高いところで生まれた雪の結晶は、地上に落ち始めると雲を通りながら成長する。長い旅の途中で、小さな氷のつぶが六角形になって、ひとつひとつの結晶が形作られていく。

天からどんな旅をして、こんな形になったの?
鳥たちは小さな星のかけらを羽に感じるのかな?

この本の雪の結晶は、北海道の大雪山のふもとに降った天然の雪だそうです。同じ形のものはない雪の結晶の神秘。雪の朝、赤いミトンでそっと受けとめよう。

きらきらまぶしい天からの贈り物を。

20160124

きらきら
文:谷川俊太郎/写真:吉田六郎
出版社:アリス館

イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。

楽しい休日を。
Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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