2月10日:今日は「布団の日」
寒い冬、お布団の中でぬくぬく過ごすのは、至福の時間ですよね。でも、起きるのがツライ”朝のグズグズ”には、ちょっと困りもの。そんな私たちに朗報が!実は冬の朝、このグズグズは「カラダを守っている時間」らしいんです。
いつもの罪悪感がホントは正解だった、この行為。そこにはどんな理由があるのでしょう?
寒い朝は「お布団モゾモゾ」で、身体をウォーミングアップ!
お風呂に入るときに、脱衣所と湯ぶねの温度差から“ヒートショック”がおきやすいことはよくいわれていますが、温かい布団と冷えた室内の温度差もおなじ状況。寒い季節にムリに起きあがると、ヒートショックにより脳卒中や心臓発作をおこす可能性があり、キケンなんだそうです。
その”ヒートショック”とは、急な温度差によって血圧が急に上がったり下がったりすることで、カラダに大きな負担がかかる現象。血圧が急に上がると脳こうそくや心筋こうそく、急に下がると脳貧血でめまいを起こしたりします。これは高齢の方に言われていることが多いようですが、若い人にも起こる可能性が。寒さの厳しい冬の時期は、とくに注意したほうがいいといわれています。
そんなヒートショック対策に効果的なのが、目覚めてから少しのあいだ、布団のなかでモゾモゾする時間。足の指をモゾモゾ動かしたり、カラダをグーンとのばしてみたり。この小さな動きをしているうちにカラダが温まりはじめ、ウォーミングアップが完了することに。起きあがるタイミングは、意識がハッキリしたころが目安です。
「起きなくちゃ…」と、焦ってカラダに負担がかかっては大変!「あと5分…」と、カラダを労わるこの時間がココロにも優しく、正解ですね♡
枕元には起きたときに羽織るカーディガンをおいたり、暖房で部屋をあたためておくと、そのあとの行動もスムーズに。起きる時間に合わせてタイマーをかけておくことは、目覚める前に体温があがり、スッキリ起きやすくなるメリットもあるようです。
そして目覚めたあとは、あたたかいドリンクでカラダの中から温まるなんていいですね。バレンタインも近いこの季節は、ホットチョコレートなどいかがでしょうか?ほんのり甘いチョコには、脳をスッキリ目覚めさせる効果も。
マグカップに牛乳とチョコを入れて、レンジで温めるだけで簡単に作れるホットチョコレート。仕上げにシナモンやマショマロをトッピングすれば、スイートな朝時間に起きるのが楽しみになるかも♪
冬の朝、なかなか起きられない理由と対策
冬になると増えるのが、朝なかなか起きられないという悩み。お布団モゾモゾで身体をあたためる以外に、すっきり目覚めるための対策についてご紹介します。
「ふとんの日」とは?
ふ(2)とん(10)の語呂合せから、1997年に全日本寝具寝装品協会により制定された。