ラップで手軽に!「魚の西京焼き風のお弁当」

 

新しい年になりました。みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第33回目は「魚の西京焼き風のお弁当」をご紹介します。

味噌漬け等の漬け魚は、たっぷりの味噌床等を使って大変そうというイメージがあるかもしれませんが、家庭では簡単に、少ない味噌を塗ってラップで包んで冷凍しておくと、お弁当にとても便利です。

魚の安売りの時に買っておいて、小分け冷凍しておくと、いつでも美味しい魚のおかず!

是非お試しくださいね。

魚の西京焼き風のお弁当

漬け魚

(材料)1人分
・魚の切り身 1切れ(80g)
鰆、鮭、鱈など、淡泊な魚がおすすめです。
・塩 適量

(A)
・白味噌 大さじ1
・酒 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1/2

(作り方)

① 魚の切り身の両面に塩を軽く振って10分程度置く。でてきた水分をしっかりと紙タオルでとる。

② 混ぜ合わせた(A)を魚に塗り、ラップでぴったりと包んで密閉し、冷蔵庫で一晩~2日程度寝かせる。
※ラップに包んだ状態で冷凍可能(2週間程度)。前の晩に使う分だけ冷蔵室にうつして解凍し、朝焼くとよい。
魚が安い時にまとめて買って一切れずつ小分け冷凍しておくのがおすすめです。

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③ 表面の味噌を紙タオルでぬぐい、魚焼きグリル等で焼く。表面が焼けたら火をとめて余熱で火を通す等、焦がさないようじっくり焼くとよい。

*****

一見難しそうに見える漬け魚は、ラップを使うと本当に楽!

白味噌を半量の味噌にかえたり、ごま油を入れて少し中華風にしたり、マスタードを入れて洋風にしたり。酒粕と味噌を混ぜたものにつけても絶品です。

漬けておくと、魚の臭みも消えてやわらかくとても美味しくなるのでおすすめです。

そのまま焼いて、ドンとお弁当箱に入れても、もちろんいいのですが、

あらかじめ、魚を2~3等分に切って焼くと火も通りやすく小さなお弁当箱にも詰めやすいですよ。

紙カップで区切って、おせち風におかずを均等に入れると可愛らしいです。

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こちらは、鮭の西京焼き風、かぼちゃのごま和え、ブロッコリーのおかか和え、キンピラごぼう、卵そぼろの茶巾。

おせちの残りをつめてもいいですね。

正月休みも終わり、通常の生活になる方もいらっしゃることでしょう。

今年もお弁当生活!楽しんでくださいね。

 

料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

 

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Nice to meet you!

忙し女子でも作れる!簡単お弁当レッスン

手間はかからずに、手軽に栄養のとれるおいしいお弁当の作り方&レシピ
Written by

料理家 かめ代。

料理家。お弁当愛好家。
「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を毎週連載中。毎日のお弁当作りの負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りをめざしている。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当」(イカロス出版)他。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

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