1月15日:今日は「小正月」
お正月に 忙しくすごした主婦をねぎらう”小正月”の今日は、小豆粥で1年の健康を願う日でもあります。
ところで1月も半ばを過ぎると、そろそろ気になるのが花粉シーズンの到来。つらい症状をのりきるには「早めの対策が効果的」といわれていますが、病院にかかるほかに、どんなことに気をつけたらいいのでしょう?
花粉症には外側、内側、両方から対策を!
近年は4人に1人が花粉症といわれ、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状に悩まされる人がふえているそうです。スギ花粉は九州や関東では1月下旬から、関西では2月上旬から飛び始め、まもなくシーズン到来となりそうですが、この季節をできるだけ快適にのりきるには、外側と内側からの対策があるといわれています。
外側からの対策としては、花粉がカラダや粘膜に触れないようにすること。マスクやメガネで目や鼻へ花粉がつくのを防いだり、玄関に入るまえや洗濯物をとり込むときは花粉をはらうといったことでも、症状には大きな差がでるといわれています。花粉がつきやすいウール素材のオシャレは…この時期さけたほうがいいかもしれません。
カラダの中からは、花粉症に効果があるとされている食品があるので、それらを積極的にとることが対策に。たとえばアレルギー反応をおさえてくれるシソや青魚、粘膜を正常に保つはたらきをするレンコン、免疫力をあげてくれるキノコ、花粉症の改善に役立つケルセチンが含まれている玉ねぎなど。
乳酸菌や発酵食品も、腸内環境をととのえて免疫力をアップしてくれるために効果的という研究結果があるようです。献立にとり入れやすい食材ばかりですが、忙しいときは発酵食品の納豆やヨーグルトなら手軽に食べられそうですね。
ほかにも甜茶やルイボスティー、ポリフェノールを含むものに効果があることも毎年、話題になっています。反対に、パン・揚げ物・たまごなどの高タンパク・高脂肪な食品は症状を悪化させてしまうことがあるのだとか。花粉症の対策にも”ヘルシーな食生活”は基本なのですね。
昨年は夏は暑い日が少なかったため、東日本や関東では平年より花粉が少ないようですが、飛散量の多い表年にあたる北海道や西日本ではふえるとの予想。もし症状が出て病院にかかるときは、耳鼻科や眼科などひどい症状のある部位の診療科で診てもらうと治療しやすいといわれています。
毎朝の食事から花粉症を予防!花粉症対策レシピ6選
花粉症の症状を軽減されると言われている「れんこん」と「トマト」を使ったレシピを紹介します。毎朝の食事にプラスして、早めの花粉症対策を♪
「小正月」とは?
7日までの松の内を「大正月」と呼ぶのに対して15日を「小正月」といい、松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう日として制定された。「女正月」という地方もある。