寒い日が続くようになると、私の朝ごはんは雑炊の日ががぜん増えてきます。
ぽかぽか温まるし、色々具をいれればそれ1品だけですむし、ごはんは前日の残りでも冷凍ごはんでも美味しくいただけるので楽ちん便利。そしてグツグツ煮る雑炊は、朝の冷えたキッチンを温めてくれるんです。それも好きなところ♪
雑炊といっても味付けは和風だけではなく洋風もエスニック風も。いずれも作り方は一緒なんだけど、調味次第で味付けがガラッと変わるんです。
基本の作り方は、今までご紹介してきたスープやお味噌汁と同じ。まずは水に具を入れてぐつぐつ煮てうまみを出し、その後調味したらごはんを加えて味がなじむまで煮て完成です!
(お味噌汁の作り方について >> ダシいらず♪具材のうまみを引き出して作る、時短で美味しいお味噌汁)
塩こしょうだけのシンプルな味付けでもあっさりしていて美味しいですし、トマト缶を加えればトマト雑炊に。しょう油とみりんを加えれば和風に、ナンプラーならタイ風に、コチュジャンを加えれば韓国風に。その時おうちにある材料と調味料の組み合わせで、何種類でも作れるから、毎日だって飽きずに食べることが出来ちゃいます。
では、そんな雑炊の朝ごはんはこんな感じ。
9月30日の朝ごはん。落とし卵入り雑炊
スープが完成したら卵を割りいれて、白身が固まるまで煮てからご飯を加えて、ごはんに味がなじむまで煮ます。ボリューム満点雑炊。
10月20日の朝ごはん。野菜のナンプラー雑炊
野菜をザクザク切って、鍋に入れてぐつぐつ煮てからごはんとナンプラーを入れて味がなじむまで煮たら完成。
ナンプラーは魚から作るしょう油なので、ダシのようなうま味が加わるんです。火を加えることで独特のにおいも和らぐし、お手軽に美味しく出来るので好きな使い方。
12月23日の朝ごはん。根菜とフェンネルのトマト雑炊
鍋に水を入れて火にかけ、切り終わった野菜から加えて煮ていきます。ただ、順番が肝心。うま味の出る玉ねぎや長ネギ類から火の通りにくい根菜を加えて葉物は最後です。
そして、ごはんがないときは生米を加えて作ることもできます。
9月23日の朝ごはん。ホタテの洋風雑炊
ホタテの貝柱缶を使った洋風雑炊。鍋にホタテ缶、水、玉ねぎを入れて沸騰したら生米を大さじ2加えて、8~10分ほどグツグツ。ブロッコリーを加えてさらに5分煮たら完成です!
味付けはハーブソルトをパラリと。缶詰の塩味があるので、最後の仕上げでOK。
2月18日の朝ごはん。キャベツとトマトの雑炊
鍋に水とトマト缶、火の通りにくい具を加えて沸騰したら生米を加えてグツグツ。8~10分ほど煮て8割ほど火が通ったところでキャベツを足して、後は火が通るまで煮て塩で味を調えます。
お米は洗って水気を切ってから加えて下さい。スープにちょっととろみがついて、ぽかぽか度UPします。前日の残り物のスープに入れてリメイク雑炊も。
1月12日の朝ごはん。
前日のスープにごはんを入れて煮ただけ。5分で完成のリメイク雑炊です。クタクタになった野菜は旨みがまして美味しい♪
これからの季節は鍋の残りのスープなんかもありますよね。それも具とごはんをプラスして雑炊に。〆にするのではなく朝ごはんにどうぞ!
例を見てみると同じような野菜が何度も出てきますが、味はそれぞれ全く違う仕上がり。ちょこっと余っている野菜で十分美味しく作れますし、魚介類やお肉を加えてももちろんOK!洋風ならベーコンやソーセージを加えても合いますよ。
寒い日にあつあつの朝雑炊、楽しんでみてくださいね。