炊きたてのごはんと美味しいお味噌汁。とっても幸せな朝ごはんですよね。
普段は洋食派の私ですが、無性にお味噌汁が食べたくなる時があります。それはちょっと忙しい日が続いた時や、今の梅雨時期のような体が疲れやすい季節の変わり目になると、具だくさんの美味しお味噌汁が食べたい~!ってなるんです。
やはり日本人ですよね~。
お味噌汁は、みなさんどう作ってますか?きちんとだしを取って作ってるでしょうか。
私は普段のお味噌汁では、だしをとりません。市販のだしパックや、うま味調味料も使いません。だからといって、うまみの無い水っぽいお味噌汁や、ただ塩辛いだけのお味噌汁になるわけでもありません。
それは、お味噌汁の具材からうまみをしっかりと引き出して作るから。具材から出るうまみだけで、実は、十分美味しいお味噌汁が出来るんです。
ポイントはまず、うまみの出る野菜を水から煮ること。この時にお酒を少し加えます。400㏄の水なら大さじ1程度。これでしっかりとうまみを水に出します。
その後に、火の通りやすい野菜→味噌の順に加えて完成!つまり、野菜に火が通るのと同時にだしが取れて、しかも完成しちゃう、というわけです。
要は、うまみを取る工程は、ベジブロスと同じこと。それを野菜の切れ端ではなく、お味噌汁の具で作るというわけです。
この方法で作ったお味噌汁は、優しい甘みがあって、朝にピッタリの味。2人分ならば10分ほどで出来ますので、それも忙しい朝に嬉しいですよね。水から煮ている間に他のおかずの準備をすれば、和定食な朝ごはんもラクラクできますよ♪
<最初に入れると良いうまみ野菜>
- 玉ねぎ
- 長ねぎ
- きのこ類
- 大根
- キャベツ
- 白菜
- にんじん
私のお味噌汁の朝ごはんはこんな感じ。
2月8日の朝ごはん。調理時間15分
沖縄の味噌汁定食風。
具沢山みそ汁がメインのおかず。沖縄では定食屋さんに普通にあるメニューです。うまみ野菜は、長ねぎ、大根、にんじんしいたけ。仕上げに長ねぎの緑の部分を小口切りにして加えています。
4月12日の朝ごはん。調理時間20分
キャベツの塩もみと納豆丼、玉ねぎにんじんしいたけのお味噌汁、鮭、ヨーグルト。
朝ごはんを炊くところからなのでいつもより時間がかかってますが、おかずとお味噌汁自体は10分ほどで完成。うま味野菜は、玉ねぎ、にんじん、干ししいたけ。干し椎茸も入れたので、うまみたっぷりでした。干ししいたけの風味は強いので、好き嫌いがあると思います。
4月21日の朝ごはん。調理時間25分
アジの干物、じゃがいものから揚げ、具沢山みそ汁。
この日はごはんを丁寧に鍋炊きするとこからスタート。うま味野菜は、長ねぎ、大根、しいたけ、にんじん、油揚げ。これらを水から煮て、仕上げに長ねぎの緑の部分を小口切りにして加えています。
7月1日の朝ごはん。調理時間12分
チキナーの卵炒め、ゴーヤのぬか漬け入り昆布の佃煮、豚肉と野菜の味噌汁、ごはん。
沖縄出張で買ってきたお漬物とお味噌汁の朝ごはん。うまみ野菜は、玉ねぎ、長ねぎ、ヤングコーン。これに火が通ったところで青梗菜、豚肉を加えます。
豚肉などの肉類を加えたいときはうま味野菜が煮えて沸騰したところで加えます。そうするとくさみとアクが出にくいです。
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具だくさんのお味噌汁にすると、おかず代わりにもなりますし、少しずつあまった野菜の整理にもピッタリ。作り過ぎて余ったら、冷凍うどんを加えてみりんを足して、煮込みうどんにするのが定番です。
この味のよく出た煮込みうどんが美味しいので、たいがい余るように作ってしまうんですよねー。