今日のカフェボンボンの本棚は、『東京のたい焼き ほぼ百匹手帖』。
たい焼き約三千匹を食べ尽くした著者による、東京のたい焼き店ガイドブック。「全てのたい焼きはうまい」という大前提から生まれた甘くて贅沢な一冊です!
『東京のたい焼き ほぼ百匹手帖』
著者:イワイサトシ
出版社:立東舎
102店のたい焼きの写真を見比べてみる。一匹として同じたい焼きはない。形も味もみんな違う。色白でグラマラス、エッジが効いて凛々しい、愛くるしい佇まい、コケティッシュな風貌、スッキリした体型。個性を表す言葉に愛がある。
焼き上がるまでを眺めるのも楽しい。袋のずしりとした感触もいい。5回も食べごろがあるという。東京のたい焼き文化は、粋で気前がいい。
それにたい焼きを食べてる姿はみんなかわいい。どんなごっつい男の人だって。
あつあつのたい焼きをほおばれば、心もからだもあったかくなる。そろそろたい焼きが恋しい季節、自分の一匹を探しに出かけたい。
Love, まっこリ〜ナ
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