今日のカフェボンボンは、『むかしの味』。
懐かしい味にみる、よき時代のゆたかな心をつづった名随筆。本日から「生誕90年 池波正太郎展」もスタートします。
『むかしの味』
著者:池波正太郎
出版社:新潮社
池波正太郎がかつて出会った懐かしい味。強い印象を残したその味を今も守り続ける店をあらたに訪ね、店の人との交流や食べものと結びついた過去の生活に思いを馳せる。
日本橋「たいめいけん」のポークソテーとカレーライス、銀座「資生堂パーラー」のチキンライス、神田「まつや」の蕎麦、京都「イノダコーヒ」のコーヒーとサンドイッチなど、思い出は尽きない。
神田に昔ながらの東京の面影を残す一角があります。甘味処の「竹むら」もそのひとつ。お酒のあとに池波さんが好んだのは粟ぜんざいでした。粟ぜんざいの季節まであとふた月あまり。待ち遠しいです。それまでは、私はやっぱり、“あん白玉”や“あんみつ”で!
でも、こうして少しずつ、気持ちが秋へと向かっていくのを感じます・・・。
本日より「生誕90年 池波正太郎展」 が開催されます。作家・池波正太郎の生き方や作品世界が幅広く紹介されています。
生誕90年 池波正太郎展〜鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人・藤枝梅安を創った男〜
*日程:2013年8月28日(水)〜 9月9日(月)
*会場:東京・銀座 松屋銀座8階イベントスクエア
Love, まっこリ〜ナ