今日のカフェボンボンは、新刊『犯罪心理捜査官セバスチャン』。
スウェーデンの犯罪心理捜査官を主人公にしたシリーズ第1作。大人気の北欧ミステリーに新たなシリーズが加わりました。
16歳の少年が行方不明になり、無惨な姿で発見される。世間を震撼させた事件を捜査する腕利き刑事たち。そこに心理学者で元トッププロファイラーのセバスチャンが加わって……。
ノルウェー発の「刑事ハリー・ホーレ」シリーズをご紹介したとき、北欧ミステリーはストーリーが抜群に面白くて、いい男が多いと書いたけれど、本書もまさにこの条件にぴったり当てはまる。
犯罪心理捜査官セバスチャンは、一匹狼、型破り、女にもてる。協調性はゼロ。同僚にも言いたい放題。だけど、仕事の腕はバツグン、超優秀なプロファイラー。女はこぞって彼にまいっちゃう。自分から口説かれる。犬にたとえるならブルドッグというからには外見が武器ではないらしい。
その魅力の秘密は何なの? セバスチャンのこと、もっと知りたいと思った。私も彼にまいったってことかも。やっぱりストーリーもキャラクターも光ってる北欧ミステリー。シリーズ2作目が待ち遠しいです!
『犯罪捜査官セバスチャン 上』
著者:M・ヨート&H・ローセンフェルト/訳:ヘレンハルメ美穂
出版社:東京創元社
『犯罪捜査官セバスチャン 下』
著者:M・ヨート&H・ローセンフェルト/訳:ヘレンハルメ美穂
出版社:東京創元社
「刑事ハリー・ホーレ」シリーズもおすすめ!
*北欧ミステリーの傑作『スノーマン』
Love, まっこリ〜ナ