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北欧ミステリーの傑作『スノーマン』

 

今日のカフェボンボンは、新刊ミステリー『スノーマン』

ノルウェー発の「刑事ハリー・ホーレ」シリーズは、世界30カ国以上で出版されたベストセラー。オスロを舞台にニューヒーローが大活躍します。

20131122

スノーマン 上
著者:ジョー・ネスボ/訳:戸田裕之
出版社:集英社

20131122b

スノーマン 下
著者:ジョー・ネスボ/訳:戸田裕之
出版社:集英社

ミステリーや警察小説が面白いかどうかは、刑事のキャラクターにかかっている。人気の北欧ミステリーには、じつに魅力的な主人公が多い。刑事クルト・ヴァランダー、『特捜部Q』シリーズのカール・マーク。刑事じゃないけど『ミレニアム』のミカエル・ブルムクヴィストも。

オスロ警察のハリー・ホーレは、一匹狼でアルコール依存症。192センチの長身、極端に短い金髪、鍛えられた体。とびきり腕がよくて、女性にもてる。そして、連続殺人犯に取り憑かれた男。

今回ハリーが挑むのは、〈雪だるま(スノーマン)〉事件。雪のオスロで1人の女性がこつ然と失踪。庭には彼女のスカーフが巻かれた、不気味な雪だるまが残されていた……。

ノルウェーが舞台のミステリーといえば、人気ドラマ「私立探偵ヴァルグ」もそう。ヴァルグもむちゃくちゃかっこいいんだけど、孤独で型破りなところは、どこかハリーと同じ匂いがする。

ストーリーが抜群に面白くて、いい男が多い北欧ミステリー。最高です。

Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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