今日のカフェボンボンは、きらめく泡のような恋愛小説。
話題の映画「ムード・インディゴ~うたかたの日々~」の原作です。
『うたかたの日々』
著者:ボリス・ヴィアン/訳:伊東守男
出版社:早川書房
ボーイ・ミーツ・ガール。
心やさしくピュアな青年コランは、可憐な女性クロエと出会い、愛し合うようになる。けれどふたりの幸福は長くは続かない。恋人クロエは、肺に睡蓮の花が芽吹く奇病にかかっていて……。
著者のボリス・ヴィアンは、作家、詩人、ジャズトランペット奏者、歌手、俳優など、さまざまな分野で活躍した天才的なアーティスト。時代を疾走し、1959年に39歳の若さで亡くなりました。
彼の小説は、奇想天外な小道具に満ちているけれど、コランの発明品「ピアノカクテル」もそのひとつ。ピアノの曲を奏でると、ハーモニーに合わせたカクテルが出来上がる。音符にお酒やリキュールが対応しているの。ピアノとカクテルの化学反応。夢のようなマシン!!
ミシェル・ゴンドリー監督の映画「ムード・インディゴ~うたかたの日々~」は絶賛上映中。コラン役には「真夜中のピアニスト」のロマン・デュリス、クロエ役は「アメリ」のオドレイ・トトゥが演じています。
映画のピアノカクテルは、どんな曲を奏でるでしょうか・・・?
*「ムード・インディゴ~うたかたの日々~」公式サイト
*「ムード・インディゴ」Official Facebook
本は3種類の翻訳が出ています。
『日々の泡』
著者:ボリス・ヴィアン/訳:曽根元吉
出版社:新潮社
『うたかたの日々』
著者:ボリス・ヴィアン/訳:野崎 歓
出版社:光文社
Love, まっこリ〜ナ