カフェボンボンのクリスマス特集第2弾は、傑作絵本『クリスマスのものがたり』。
スイスの有名な絵本作家・フェリクス・ホフマンが、キリストの誕生を描きます。
『クリスマスのものがたり』
著者:フェリクス・ホフマン/訳:しょうのこうきち
出版社:福音館書店
クリスマスとは、そもそも、イエス・キリストの降誕をお祝いする日。天使ガブリエルのマリアへのお告げ、馬小屋でのイエス誕生、三人の賢者たちの訪れなど有名な場面は思い浮かんでも、忘れていたり知らない場面もあるかもしれません。
クリスマスシーズンのこの季節、原点にかえって、キリスト誕生の物語をあらためて読んでみるのはいかがでしょう。
聖書を下敷きにした本書は、シンプルで圧倒的な力を持っています。ホフマンの絵が骨太な物語に美しい流れをもたらし、強い感銘を与えます。
天使ガブリエルの受胎告知を聞く若々しいマリア、おさなごを胸に抱く穏やかな表情のマリア。ホフマンの聖母マリアは、私のイメージとはだいぶ異なっているけれど、とても新鮮です。黒髪の初々しいマリアを見ているだけで、清らかな気持ちに満たされます。
本のお供には、クリスマス・ティーをいかがですか。紅茶の茶葉にいろいろなスパイスがブレンドされた特別なお茶です。クリスマス・ティーと『クリスマスのものがたり』を一緒に贈り物にするのもおすすめです!
スパイシーな香りを楽しみながら、ホフマンの傑作をご堪能ください。
Love, まっこリ〜ナ
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