おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ 「報連相の心理的ハードル」
社会人になりたての頃は、研修や先輩から「報告・連絡・相談の大切さ」について学びますが、後輩ができると、「報告・連絡・相談をされやすい環境づくり」を意識するようになる一方、管理職などへの報告が苦手になってしまう方もいるかもしれません。
今回は、報告が苦手な人の心理状況を知り、良好なコミュニケーションで「チームで仕事をする」ことについて、一緒に考えましょう。

慣れていない人の心理状況
【1】怒られるかもしれない
【2】自分の評価が下がるかもしれない
【3】迷惑かもしれない
【4】自分でなんとかできるかもしれない
【5】報告する程度がわからない
このような思いから、「もう少し様子を見よう」「解決してから報告しよう」と考え、結果的に報告が遅れることが多くあります。

経験を積んだ人が報告をためらう理由
【1】「自分で解決すべき」という責任感
【2】能力不足と思われたくない
【3】管理職への遠慮
【4】慣れによる正常性バイアス
これが一番大きいのではないでしょうか。今までも同じようなことがあった、過去も自分たちで解決できた、などの経験が積み重なると、「今回も大丈夫だろう」「わざわざ管理職に言うほどではない」という判断になりがちです。これは、現場経験が豊富な人ほど起こりやすいといえます。
慣れていない人が「評価が下がるかも」「怒られるかも」と思うのに対し、ある程度経験を積んだ人は「いつものことだから」「報告するほどではない」と考えがちです。
では、どうしたらいい?
「人の意識を変える」のではなく、「仕組みを作る」ことが大切です。
例えば、
【1】お客様からのクレーム
【2】いつもと違うことが起きた
【3】判断に迷った
このような時は必ず報告する、というルール(報告してほしい基準)を決めましょう。
また、「小さなことでも知りたい」ということを日頃から伝え、必要ないと思われる報告であっても、まずは「教えてくれてありがとう」と伝えることが大切です。
伝える側も、「念のための報告ですが」と一言添えるだけで印象が違いますね。
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いかがでしょうか。経験年数に関わらず、「問題になったら報告(トラブルになりました)」ではなく、「問題になる前の情報(いつもと違うことが起きています)」を伝えられる組織づくりができるといいですね。

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それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

