おはようございます。美習慣コーチの長谷川千尋です。
「朝を整えると、心が整う。心が整うと、人生が動き出す。」そんな朝の美習慣を、毎週お届けしています。
7月26日は土用の丑の日。
「うなぎを食べる日」というイメージが強いですが、その背景には、昔の人が大切にしてきた、季節を健やかに過ごすための知恵があります。
土用の丑の日は「夏を整える日」
「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前、およそ18日間の季節の変わり目のこと。
古代中国の陰陽五行説に由来し、体調を崩しやすいこの時期は、心と体を整える「養生の期間」と考えられてきました。
その土用の期間に巡ってくる「丑の日」が、土用の丑の日です。
江戸時代、夏は売れ行きが落ちるうなぎ屋が、学者・平賀源内の知恵を借り、「本日、土用の丑の日」と掲げたことから、夏にうなぎを食べる習慣が広まったと言われています。
でも実は、昔の人はうなぎだけではなく、「う」のつく食べ物を食べて暑さを乗り切っていました。食生活アドバイザー・食品保健指導者としても、とても理にかなった食文化だと感じています。

「う」のつく食べ物に込められた養生の知恵
うなぎ、うどん、うり、梅干しなど、「う」のつく食べ物には、夏を心地よく過ごすための栄養や工夫が詰まっています。
- うなぎ…たんぱく質、ビタミンA・B群、鉄分などを含み、夏の栄養補給にぴったりです。
- うどん…消化がよく、食欲が落ちた日にも食べやすい一品。卵や豚肉、野菜を添えれば栄養バランスも整えやすくなります。
- うり(きゅうり・すいか・冬瓜など)…水分やカリウムを含み、暑い季節の水分補給にも役立ちます。
- 梅干し…クエン酸や塩分を含み、暑い時期の食事に取り入れやすい食材です。
- しじみ…「土用しじみは腹薬」と言われるほど、昔から親しまれてきた食材。夏の疲れが気になるときには、やさしい味わいの味噌汁にするのもおすすめです。
そして、土用には食だけではなく、薬草を入れた「丑湯」に浸かったり、湿気を払うために着物や道具を干す「虫干し」をしたりと、暮らし全体を整える習慣も受け継がれてきました。
私は、この土用の丑の日は、「うなぎを食べる日」ではなく、自分をいたわる日だと思っています。
旬のものをいただく。
ゆっくりお風呂に入る。
部屋の風通しをよくする。
しっかり眠る。
そんな一つひとつの積み重ねが、未来の健やかな毎日を育ててくれます。
特別なことを始めなくても大丈夫。昔の人が季節に合わせて暮らしを整えてきたように、私たちも「今日できる小さなこと」を続けることが、夏を元気に過ごす第一歩になります。
今年の土用の丑の日は、日本に受け継がれてきた養生の知恵を暮らしに取り入れながら、自分の心と体をいたわる一日にしてみませんか。
来週も、季節を味方につけて毎日を心地よく過ごす「朝の美習慣」をお届けします。
私は1万人以上の習慣変容に伴走してきた経験から生まれた美習慣メソッドで、心・身体・働き方を整え、“ブレない自分”を育てるサポートをしています。
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あなたの毎日が、心豊かな暮らしにつながる美習慣で満たされますように。


