おはようございます。美習慣コーチの長谷川千尋です。
朝を整えると、心が整う。
心が整うと、人生が動き出す。
そんな朝の美習慣を、毎週お届けしています。
9月に入り、朝晩の空気に少しずつ秋を感じるようになりました。
秋といえば「食欲の秋」。
おいしいものを楽しみたい一方で、
「最近、つい食べすぎてしまう」
「夕食後なのに甘いものが欲しくなる」
「また食べちゃった……」
そんな経験はありませんか?
すると翌日は朝食を抜いたり、おやつを我慢したり。
でも、食欲は「意志の強さ」だけでコントロールできるものではありません。
大切なのは、食欲を我慢することより、食欲に振り回されにくい自分をつくること。
今日は、そのために取り入れたい3つの美習慣をご紹介します。

【1】「本当にお腹が空いている?」と30秒問いかける
実は「食べたい」には、大きく分けると2つあります。
ひとつは、体がエネルギーを必要として起こる「お腹の空腹」。
もうひとつは、お腹は満たされているのに「甘いものが欲しい」「何か口に入れたい」と感じる「心の食欲」です。
食欲は空腹だけでなく、疲れやストレス、睡眠不足、習慣、さらに食べ物を見たり香りを嗅いだりすることにも影響されます。
夕食を食べたばかりなのに、SNSでおいしそうなスイーツを見た途端、食べたくなったことはありませんか?
だからこそ、食べ物に手を伸ばす前に30秒。
「私は本当にお腹が空いている?」
そして、
「疲れている?」
「眠い?」
「イライラしている?」
「ただ口寂しい?」
と、自分に聞いてみます。

お腹が空いているなら、我慢せず食べる。
疲れているなら休む。
口寂しいなら温かい飲み物を飲んでみる。
「食べたい!」は、今の自分を知るサインかもしれません。
食欲を抑える前に、本当に必要なものに気づく。
これが一つ目の美習慣です。
【2】朝食は「減らす」より「足す」

「昨日食べすぎたから、朝ごはんは抜こう」
そんなふうに帳尻を合わせたくなる日もありますよね。
でも、極端に減らすより、いつもの食事のリズムへ戻すことを意識してみましょう。
朝食でおすすめなのが、たんぱく質と食物繊維を足すこと。
パンだけなら、卵やヨーグルト、果物をプラス。
ご飯なら、納豆や卵、野菜の入ったお味噌汁を添える。
たんぱく質や食物繊維は、満足感にもつながります。
「何を食べないようにしよう?」ではなく、「何を足したら、心と体が満たされる?」と考えてみる。
我慢より、満たす。
減らすより、整える。
そのほうが、無理なく続けられると思いませんか。

【3】食欲ではなく「一日のリズム」を整える
食欲が気になると、つい食べることばかりに目が向きます。
でも、睡眠不足やストレスも食欲に影響します。
だから私は、食欲に振り回されにくくしたいときほど、朝の過ごし方を大切にしています。
朝起きたら、カーテンを開けて光を浴びる。
できれば外に出て、5分でも歩く。
朝の光を浴びることは、一日のリズムを整えるきっかけになります。適度に体を動かすことは、睡眠やストレスケアにもつながります。
私は長年、朝に走ることを習慣にしていますが、走らなくても大丈夫。
散歩でもストレッチでもいい。
食欲だけをなんとかしようとするのではなく、一日のリズムそのものを整えてみる。
それが、食欲に振り回されにくい自分をつくる土台になります。

食欲は「敵」ではなく、自分を知るサイン
食欲の秋ですから、おいしいものは楽しみたいですよね。
目指したいのは「食べない私」ではありません。
「食べたい!」と思ったとき、「今の私は、本当は何を必要としている?」と自分に聞いてあげる。
お腹が空いているなら、おいしく食べる。
疲れているなら、休む。
心がざわついているなら、自分を整える。
自分の状態に気づき、自分で選ぶ。
そんな小さな習慣が、食欲だけでなく、毎日の感情や忙しさにも振り回されない自分をつくってくれるのだと思います。
この秋は、「我慢する」より、自分の心と体の声を聞くことから始めてみませんか。


