オレンジ2個で驚くほどしっとり!簡単ジューシー「オレンジパウンドケーキ」

 

おはようございます。フードデザイナータラゴン(奥津純子)です。

さて今週も、連載「手軽でおいしい『朝すぐスープ』と簡単ごはん。」をご紹介します!

2015年にスタートしたこの連載も、今日が最終回!
長年ご愛読いただき、本当にありがとうございます。
はじめはスープ&スムージー連載だったのも懐かしいですね。 子どもたちも大きくなり、今では自分たちで朝ごはんも夕飯も作れるまで成長しました。

誰かの朝に、少しでも役に立てていたら幸せです。

今日の主役は、オレンジ!

オレンジ
今日は「オレンジ」を使ったレシピをご紹介します。

もちろん今の季節なら、みかんも豊富なので、みかんでも大丈夫。 みかんを使う場合は、オレンジ1個分くらいの果肉を入れてくださいね。

このレシピは、小さい頃によく母が作ってくれた思い出の味。
柑橘のいい香りがする、ジューシーで素朴な味わいです。
ポイントは、焼き上がったあとにオレンジ果汁をしみこませること。

これが、じっくりじっくり染み込ませるのですが、指などで触ると、 あとでそこだけ跡がついてバレてしまうので、よく怒られました。
何度かに分けて搾ったオレンジジュースをかける工程が、わたしの役割分担。 早く食べたくて、染み込んでほしくて、ケーキの前で待っていました!

作る材料はとてもシンプルで、味も素朴ですが、たっぷりのオレンジが入っています。
上にかけるオレンジを搾る、というお手伝いもよくしましたね。
焼きたてもおいしいけれど、冷蔵庫で冷やして、しっとりしたのもまた好きなのです。

それでは、レシピ紹介!

母の思い出の味!ジューシーな「オレンジパウンドケーキ」

材料・分量(調理時間:45分)

  • オレンジ…2個(1個:果肉を使用/果汁の分は100%オレンジジュース150mlで代用OK)
  • バター…50g(常温に出しておく)
  • 砂糖…50g
  • たまご…2個
  • A)薄力粉…100g
  • A)アーモンドプードル…50g
  • A)ベーキングパウダー…小さじ1

作り方・手順

【1】オレンジ1個分の果肉を取り出す。もう1個は果汁を搾っておく。
(果汁の分は100%オレンジジュースでも可)
この時、オレンジがあまり甘くない場合は、砂糖やはちみつ(分量外)を大さじ2ほどふりかけておく。

【2】バター(常温)と砂糖をボウルに入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜる。
溶いたたまごを何回かに分けて加え、よく混ぜる。

【3】ふるったAの粉類を半分加え、ゴムベラで切るように混ぜる。
【2】に【1】を加えてよく混ぜ、残りの粉類を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
型に流し込み、180℃で約35分焼く。
焼き上がりに、搾ったオレンジ果汁をかけ(ポイント参照)、そのまま染み込むまで置いたら完成。

ポイント

搾った果汁は、焼き上がりすぐにかけるのがポイント。
少しずつ染み込ませるため、何回かに分けてかける。

母の思い出の味!たっぷりりんごの「アップルグラタンケーキ」

今日の主役は、りんご。
秋から冬にかけて店頭に並び始めるりんご。
我が家はこの時期になると、どこからともなくいただくことが多く、いつもストックがあります。

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手軽でおいしい「朝すぐスープ」と簡単ごはん。

忙しい朝でもお手軽おいしい♪簡単スープとごはんのレシピ
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タラゴン(奥津純子)

(フードデザイナー)
「楽しんで食べられる空間デザイン」がコンセプト。
フードの盛り付け、食卓ディスプレイ、食品パッケージ、梱包・ラッピングなど、ニー
ズとシーン合わせ、「普段の食材」が「おもてなし」になる空間をデザインする料理
家。
代表レシピ書籍の、「タラゴンさんちの大満足ごはん200」(集英社)をはじめ、雑誌へ
のレシピ提供、コラム執筆、企業メニュー開発、料理講師、ケータリング、テレビ・
ラジオ出演等で活躍中。

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