おはようございます。コスメコンシェルジュの稲毛登志子です。
朝のメイク中「なんだか今日はファンデがキレイにのらない…」と感じたことはありませんか?
それ、もしかしたら「乾燥小ジワ」が原因かもしれません。
とくに目もとや口まわりの乾燥小ジワにファンデーションが入り込むと、一気に疲れた印象に見えてしまうことも。
そこで今朝は、メイク前のひと工夫と仕上げのコツをご紹介します。
スキンケアでうるおいを重ねていく

きれいへの近道は、肌の土台づくりから。
乾燥小ジワ対策の基本は、水分をしっかり入れて逃がさないことです。
朝の洗顔後は、化粧水を丁寧に塗ります。
化粧水は1回で終わらせず、2~3回重ね塗りすると、肌がふっくらします。
そのあと、乳液やクリームでしっかりフタをするのを忘れずに。
Tゾーンはベタつくけど、目もとや口もとはカサつくという人は、乾燥しやすい部分だけに保湿バームやスティック美容液を重ねるのがおすすめです。
スキンケアを終えたら、1~2分置いてなじませると、ファンデのヨレを防げます。
下地とファンデーションはうるおい重視で

肌が乾燥している日は、ベースメイクを変えるだけでも仕上がりがぐんと変わります。
ツヤ感の出る保湿タイプの下地は、光の反射で小ジワが目立ちにくくなります。
また、ヒアルロン酸やセラミド配合のものは、日中もうるおいをキープしやすいのでおすすめ。
ファンデーションは、リキッドやクッションタイプなど、みずみずしい質感のものを。
肌にスルッとなじむよう、少量ずつトントンと押さえるようにのせていくのがコツです。
厚塗りするとシワに入り込み、小ジワが目立ちやすくなるので、薄く重ねていくイメージで。

パウダーファンデを使いたい人は、大きめのブラシでふんわりのせるだけで粉っぽさを防げます。
シワが目立ってきたら保湿でリタッチ

朝はきれいに仕上げても、昼ごろになるとシワが目立ってくるときは、簡単にリセットをしましょう。
- 【1】美容液や乳液を含ませたコットンを用意する
- 【2】小ジワの気になる部分になじませる
- 【3】ファンデをほんの少しだけ重ねてなじませる
この3ステップで、ふっくらツヤ肌に戻ります。
メイク直し用のスティック美容液や、保湿タイプのミスト化粧水を持ち歩くのもおすすめ。
日中の乾燥を感じたら、こまめにうるおいチャージをするのが◎です。
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今朝は乾燥小ジワが気になる朝のちょっとしたコツをご紹介しました。
大切なのは、丁寧な保湿と、ベースメイクでうるおいを仕込む「ひと手間」です。
どちらも基本的なことですが、丁寧に行うだけで仕上がりに大きな差が出ます。
これからの季節のメイクの参考になればうれしいです♪

