おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
やっと朝夕が涼しくなり、食欲の秋が近づいてきました。栄養補給におすすめなのは卵。目玉焼きや卵焼きは朝の定番ですが、ゆで卵は「お湯をたっぷり沸かすのが大変」「時間がかかる」と感じる方も多いかもしれません。
そこで、少ない水で時短&黄身もしっとり仕上がる“失敗しない”ゆで卵のコツをご紹介します。さらに、そのゆで卵で作る「ウフマヨ」と「煮卵風」アレンジもどうぞ。
時短で作る「美味しすぎるゆで卵」

材料
- 卵…2個
- 水…100ml
作り方
【1】小鍋に卵と水を入れて蓋をし、中火で5分加熱する。

※水はほんのちょっとに見えますが十分です。途中で水が無くなった時は大さじ1足してください。
【2】火を止め、そのまま5分置いて余熱で火を通す。

→加熱5分+余熱5分で、黄身はしっとり・白身はぷりっとしたおいしいゆで卵に。水を入れすぎると沸騰までに時間がかかり、固まりにくくなるので、「加熱が終わる頃に水がほぼ無くなる」のが目安です。
【アレンジ1】ウフマヨ
ウフはフランス語で卵。マヨネーズと和えた料理でカフェやビストロの前菜として人気があります。
市販のマヨネーズをそのままかけて食べても美味しいですが、今回は市販のマヨネーズを使って、手作りマヨネーズ風に仕立てました。

材料(2人分)
- ゆで卵…2個
- (A)マヨネーズ…大さじ1
- (A)ヨーグルト…小さじ1
- (A)マスタード…小さじ1
- (A)塩…ひとつまみ
作り方
【1】ゆで卵を冷水にとり、殻にヒビを入れてから水中でむく(つるんときれいにむけます)。
【2】ゆで卵を半分に切って皿に並べ、Aを混ぜ合わせて上からかける。お好みで粗びきこしょうをふる。

ヨーグルトを少量加えることで、コクはそのまま後味は軽やか。前菜にも朝ごはんにも合う一皿です。
【アレンジ2】煮卵風
前の日に作っておくと便利な「煮卵風」は、簡単便利な茹で卵料理です。黄身に火が入りすぎないので、とろっと美味しい煮卵風に味付けできます。

材料
- ゆで卵…2個
- (A)塩…ひとつまみ
- (A)だし醤油…大さじ1
- (A)麺つゆ…大さじ1
作り方
【1】小さめのボウルに小さめのポリ袋をかぶせ、Aを入れる。

【2】殻をむいたゆで卵を入れ、空気を抜いて口を縛る。袋が倒れないよう器に入れて、冷蔵庫で一晩置く。

※薄味・濃い味・甘めなど、お好みに合わせてつけ汁を調整してください。半分に切って黄身側に少量のつけ汁をかけて食べても◎。
アレンジいろいろ
ゆで卵を半分に切ってツナマヨをのせたり、バジルやオレガノと塩をふったり、ケチャップ+マヨネーズで即席オーロラソースをかけても美味しいです。栄養満点のゆで卵を、いろんな味で楽しんでくださいね。
次回は秋なすを美味しく食べるコツをご紹介します。
*この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

