おはようございます。脳腸活カウンセラーの桜華純子です。
「なんとなく苦手」「気をつかって疲れる」…そんな小さなストレスを手放すだけで、毎日はぐっと軽くなるかもしれません。
今日のテーマは、苦手意識をなくして心を自由にするコツ。人間関係や日常を健やかに過ごすためのヒントをお届けします。
「苦手」と「苦手意識」の違いって?

「苦手」と「苦手意識」にはどのような違いがあるのでしょうか。
「苦手」は、例えば「走るのが苦手」とか、「食べ物の◯◯が苦手」とか、克服することが難しい物事を言うようです。
これに対して「苦手意識」は、言葉の通り「意識」のことで、本当に苦手かどうかということよりも「そのように思っている」状態のこと。つまり「そのように思っている」原因、状態を知ることで、変化する可能性があるのです。
苦手意識を持っていると、様々な場面でその「思い」が出てくる可能性もあり、ストレスを溜める原因にも繋がるでしょう。しかし、その原因や正体を知ることで苦手意識から解放されて、より前向きなメンタルを持てるなど、嬉しい変化につながります。
「苦手意識」をなくしてストレスフリーに生きるポイント3つ

【1】「苦手意識」の原因や正体を知ろう
「苦手意識」は人それぞれに違いますが、その原因には、過去に経験した失敗やトラウマがある場合が多いでしょう。
「苦手だな」と感じる場面に会った時に、「どうしてわたしはこの状態を苦手と感じるのだろう」と自身に問いかけるように、内なる自分と向き合ってみましょう。
例えばそれが、以前経験したことで
- 上手くいかなかったこと
- 傷ついたこと
- 悲しい思いをしたこと
など、具体的に思い出せる出来事があった場合には、その思いを「繰り返したくない」という防衛本能から、その時と似ている状況になると「苦手意識」が出ることがあり、それはある意味自然現象でもあるのです。
【2】過去の経験と今の状態の違いを知る

わたしたちは過去に経験したネガティブな出来事に類似したことが起こると、それを「苦手意識」としてとらえてしまうと1でお伝えしました。
「苦手意識」の原因がわかったら、その次に行っていただきたいことは、過去の経験と今起きている状態の違いを客観的にみることです。
わたしたちには、似たようなことを「同じもの」として捉える脳の特徴があります。例えば、昔不快な思いをさせられた人が「背が高くてサングラスをかけていた」場合、似たような特徴を持つ人が怖いと思ったり、そばにいるだけで緊張してしまうなど。
しかし、実際にはその記憶と目の前の事象には違いがあることが多いのです。なぜそれを「苦手」と思ったのかを、過去の経験を思い出して客観的にみることで、その正体を知ることができるようになります。
【3】「俯瞰(ふかん)」して判断する

「苦手意識」の原因、正体を知ったら、あとは、「苦手意識」という感情が湧いてきた時に、苦手なことなのか、苦手意識からくるものかを俯瞰して判断するようにしましょう。
もしそれが「苦手意識」からのものだと思ったら、「思い込み」かもしれないという意識を持って、できる範囲で前向きに取り組んでみることが大切です。
それが対人であっても仕事や学習であっても、少しずつ歩み寄ることで、苦手だと思っていた意識が弱まり場合によっては得意なことに変わる可能性もあるでしょう。

リバウンドはもうしない!ストレスをためない「理想的ダイエット」の秘訣2つ
「苦手意識」は、防衛本能からくる人の自然の反応であることを理解した上で、克服してストレスを減らすことも可能だということを知って、ぜひ実践していただけたらと思います。
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。

