おはようございます!
ヨガインストラクターの高木沙織です。
夜になっても気温が25℃を下回らない熱帯夜には、エアコンが欠かせませんよね。
だけど、エアコンをつけっぱなしにした翌朝は「体が冷えて、だるい」…と、感じることも多いのではないでしょうか?
そこで今回おこなうのは、起床後の冷えた体を温める温活ストレッチ。
動かすのは、お腹です。
お腹のストレッチをすると、体が効率的に温まる
脳と心臓、肺以外のすべての臓器が詰まっているお腹。
お腹のストレッチをすることで、臓器の血流がUPして全身にしっかり血液がめぐるようになります。
体の中心部から末端まで血流が促されて、体を効率的に温める効果に期待できるんですね。
では、実際にストレッチをしてみましょう!
簡単すぎるのにお腹ポカポカ!「温活ストレッチ」
ここでは、忙しい朝や、体を動かすスイッチが入らない朝でも取り入れやすい2ステップでできる簡単なストレッチをご紹介します。
1)あぐらで座る。

→ポイント:手でお尻のお肉をかき分け、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せて、腰・背筋をスッと伸ばして座ります。
2)腰を回す。



→ポイント:両手のひらでひざをすっぽりと包んだら、吐く息で上体を前に傾けて半周。吸う息で上体をうしろに傾けて残りの半周。
お尻を安定させた状態で、腰を大きく回します。
息を吸ってお腹を膨らませ、吐いて凹ませる呼吸を取り入れて、お腹の中も一緒に動かしましょう!
<回数:時計回り・反時計回り各5~10周ずつ>
朝は、腸のぜん動運動が活発になる時間。
お腹のストレッチは冷え対策だけでなく、腸を目覚めさせる効果にも期待できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは今日も、良い1日を!

お腹・腰まわりの“冷え太り”に◎浮き輪肉を防ぐ『ポカポカエクササイズ』
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

