仕事やプライベートで、やりたいことのアイデアを考える機会があると思います。せっかく浮かんだアイデアの種、きちんと活かせていますか?
気がつけば忘れている、どこに書いたか分からなくなっている…なんてことにならないようにしたいもの!
そこで今日は、池田千恵さんが教えてくれた、「アイデア」を活かす朝ノート術を紹介します。
検索しやすい「アイデアノート」のコツ

紙のノートはPCやスマホにメモすることに比べると、検索できず、書き方に気をつけないとせっかくのメモをどこに書いたのか分からなくなるもの。
池田さんによると、アイデアをノートに記録する際は一定のルールを設けておくと、ひらめきの種を無駄にせずにできるそう。
そのポイントが以下の6つ。
(1)専用のアイデアノートを作る
(2)全て時系列順に書く
(3)どんなに些細なメモでも、日付とタイトルを必ずつける
(4)日付とタイトルはノートの一行目の同じ場所に書く
(5) テーマが変わるごとにページを変え、ペンの色を変える。追記した箇所は、追記と分かるように色を変える
(6) ノートは一冊終わるごとに、表紙に使用開始日と終了日を記入する
中でもコツは「タイトルづけ」と「色分け」です。
これらを気をつけながらノートにメモすることで、アイデアを無駄にせず活用しやすくなるそうですよ。
(参考:アイデアをムダにしない!きちんと実行できる「朝ノート」6つのポイント)
アイデアノートの具体的な書き方
先ほどご紹介したアイデアノートのルールの中で、いくつかポイントを解説しましょう。
まずはアイデア専用ノートは1つにまとめます。あちこちにメモしていると「あれはどこに書いたっけ…?」と迷子になってしまうからです。
記入する際のコツは「どんなメモでも日付とタイトルを入れる」こと!タイトルや日付があれば、手帳をもとに情報の振り返りがしやすくなります。

そしてノートに記入するときは「色」にも工夫します。
テーマ変更や追記部分は別の色にしておくと、パラパラめくったときに探しやすくなると言いますよ。
書き方にも工夫してみてくださいね。
(参考:色分けがポイント!朝のアイデアノートで夢を叶えるコツ【実践編】)
ノートは「罫線あり・なし」どっち?

アイデアを活かすためには、どのようなノートを使えばいいのでしょうか?
罫線や枠があるノート、無地ノートなど好みが分かれますよね。池田さんによると、以下のようなメリットを感じているそう。
- 罫線があるノート(手帳など枠があるものも含む):
すでに整理済みのできごとをまとめるのに適している - 罫線がない無地ノート:
まだ整理しきれていない、ふわふわしたアイデアを書きながらまとめていくのに適している
アイデアを行動に移すためには、拡散(アイデアを広げる・熟成させる)→収束(アイデアを具体的な行動にまとめる)をセットにすることが大切と言います。
そのためまずは「無地ノート」で思考を拡散させて、「罫線ノート」に実際にやるべきことやタスクを書くことをおすすめしています。
池田さんは無地ノートにモーニングページやマインドマップを書いているんですって。
どのようなノートを使うかによって、アイデアの広がり方も変わりそうですね!
(参考:罫線あり?なし?アイデアを広げてくれる「朝ノート」とその使い方)
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アイデアを活かす朝ノート術を紹介しました。
PCやスマホでアイデアをメモするのは便利ですが、手書きのノートを使うとより思考の幅が広がるかもしれません。
せっかく浮かんだアイデアを無駄にしないように、参考にしてみてください。

