おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
もうすぐ7月も終わり。一年の半分以上が終わろうとしています。
今年はお金を貯められていますか?
貯まっていない人は、もしかしたらライフスタイルが「貯まらない体質」なのかもしれません。
今回は、【1】〜【6】の項目で「お金が貯まる度」をチェックしてみましょう。当てはまる数を数えてみてください。
「お金が貯まる度」チェックリスト
- 【1】 期間限定、季節限定のお菓子は買う方だ
- 【2】 お財布がパンパンだ
- 【3】 ポイントカードを作って貯めている
- 【4】 PayPayなどのスマホ決済を使うことが多い
- 【5】 天気予報はあまり気にしない
- 【6】 貯金がいくらあるかよく分からない

さあ、当てはまるものはいくつありましたか?
当てはまる数が多いほど、「お金が貯まる度」は低いといえます。
それぞれの項目、なぜ「貯まらない」傾向になるのか解説します。
【1】 限定ものに弱い人は、さほど欲しくないものでも「今だけ」という気持ちでつい無駄遣いしてしまう傾向があります。
【2】 お財布がパンパンな人は、中身を確認しておらず、ポイントカードやレシートがたまっている状態。お金の管理ができていないため、自然と貯まりにくくなります。
【3】 ポイントカードを貯めていると一見やりくり上手に見えますが、ポイント目的で不要な買い物をしてしまう傾向も。注意が必要です。
【4】 PayPayなどのスマホ決済は、現金が減る感覚が薄れて使いすぎに注意が必要です。使った金額を把握し、上限を決めて利用しましょう。
【5】 天気予報をチェックしておくと、突然の雨でビニール傘を買ったり、タクシーに乗るなどの余計な出費を防げます。
【6】 お金はただ「貯めよう」と思ってもなかなか貯まりません。自分がいくら持っていて、いくら貯めたいのかという目標があると、その達成に向けて方法を考えやすくなります。

まとめ
お金を貯めるためには、いつまでに(期限)、いくら(目標額)、どのように(貯金箱に入れる、銀行引き落としなど)という具体的な目標を立てて動くことが大切です。
たとえ、貯まる金額が低くても大丈夫。今回のチェック項目とは逆の行動が、貯金への第一歩になります。
できることから、始めていきましょう。

