おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
100円ショップは「庶民の味方」というイメージが強いですが、実は経済的にゆとりのある方もよく利用しています。お金があるのに使う理由は、節約のためではありません。
そこには「時間を買う」「無駄を省く」「合理的に暮らす」という視点があります。
では、具体的にどんなものを買い、逆にどんなものは選ばないのでしょうか。
ここでは、これまで私が仕事を通じて出会ってきたお金がある人の行動原理から見える「買うもの」と「買わないもの」を5つずつ紹介します。

お金持ちの方が、100円ショップで買うもの5選
【1】消耗品(スポンジ・メラミンスポンジ・ゴミ袋)
お金持ちの方は、消耗品にこだわりすぎない傾向があります。
毎日使って捨てるものに高級品を選ぶより、手頃で品質が安定しているものを使い、必要なタイミングでサッと交換する。
衛生面を優先する合理的な選択です。
【2】収納グッズ(ボックス・仕切り・ファイル)
家が広いほど「収納の仕組み化」が重要になります。100円ショップの収納グッズはサイズ展開が豊富で、同じものを大量にそろえやすいのが魅力です。
同じ箱を10個まとめて購入し、棚を一気に整えるなど、時間効率を重視した使い方をします。
【3】旅行・出張用の小物(詰め替えボトル・圧縮袋)
移動の多い人ほど、旅の準備を定型化しています。100円ショップのトラベルグッズは軽くて扱いやすく、壊れても惜しくありません。
旅行セットを複数作っておくことで、急な出張や旅行にもすぐ対応でき、時短につながります。

【4】文具(付箋・クリップ・封筒)
ビジネスの場で使う文具は、シンプルで機能的であれば十分です。特に付箋やクリップは大量に使うため、100円ショップのコストパフォーマンスは魅力的。
「必要なときにすぐ買える」という利便性も重視されています。
【5】季節の飾り・イベント用品
ハロウィンやクリスマスなど、短期間しか使わないものは100円ショップでそろえます。
イベントは楽しむけれど、モノは増やさない。この価値観が背景にあります。
お金持ちの方が100円ショップで買わないもの5選
【1】調理器具(包丁・フライパン・鍋)
料理の質に直結する道具は、長く使える良いものを選びます。耐久性や使い心地は「成果」に直結するため、ここは投資ポイントと考える人が多いです。
【2】電気製品(充電ケーブル・ライト)
安全性や耐久性が重要な電気製品は、信頼できるメーカー品を選ぶのが基本です。安物買いによる時間ロスを避けるため、この分野は100円ショップでは選びません。
【3】スキンケア・ヘアケア用品
肌や髪に直接触れるものは、品質や成分を重視します。自分の体に関わるものには投資する傾向が強いのが特徴です。
【4】書き心地が重要な文具(ペン・ノート)
付箋やクリップは購入する一方で、ペンやノートにはこだわる人が多いものです。
「書く時間=思考の時間」と考える人もおり、質の良い文具を選びます。
【5】インテリアの主役になるもの
部屋の印象を決める大型インテリアは100円ショップでは選びません。
ただし、季節の小物やアクセント使いなら上手に活用するという使い分けがポイントです。
まとめ
お金持ちが100円ショップを利用する理由は、「節約」ではなく「最適化」です。
・消耗品や短期使用のものは100円ショップで十分
・体に触れるもの、長く使うもの、品質が成果に直結するものは投資する
このメリハリある選択こそが、お金持ちの習慣と言えるでしょう。

