おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
お金を貯めるためには、節約して支出を減らし、残したお金を貯める必要があります。
ところが、裕福なお金持ちの人たちは、使う時にはしっかりお金を使っています。その一方で、無駄遣いは決してしない…そんな、メリハリのあるやりくりをしています。
今日は、お金持ちの人たちがはどんなことにお金を使っているか、その例を3つシェアします。
メリハリが大事!「お金持ちがお金をかける」3つのこと
【1】自分に磨きをかける!「自己研鑽費用」
スポーツジムやヨガスタジオで運動したり、英会話やスキルアップ研修を受けたり、エステサロンやネイルサロンに通ったり…これら、自分に磨きをかける費用を、お金持ちの人は惜しみません。
生活費以外のゆとり部分、特に、自分を高める費用は、お金持ちの人はケチらず使っているなと、ファイナンシャルプランナーの仕事をする中で感じています。
【2】人間関係づくりに役立つ「交際費」
友達や同僚と食事に行くと、お金も時間もとられてしまいますが、人間関係はお金に替えがたい大切なものですよね。お金がいくらあっても、独りぼっちでは豊かとはいえません。
健康貯金、人間関係貯金、お金の貯金。
この3つがあってこそ、本当のお金持ちといえるのかもしれません。
【3】時は金なり。「時間短縮のためのコスト」
高速道路を使って移動したり、特急料金を払って早く着く電車に乗ったり、ディズニーランドでほとんど待ち時間なしでアトラクションが楽しめる「ディズニー・プレミアアクセス」(ひとり2,000円)を買ったり…。
時は金なりと言いますが、時間を節約できるなら費用対効果があると思えたら、惜しまずお金を使う方が多いです。皆さんは、いかがでしょうか?
まとめ
お金があっても、ケチケチするだけでは気持ちがすさんでいては、本当のお金持ちとはいえないと思えませんか。
もちろん、浪費は控えるべきですが、使うべきところにはお金をかけて人生を充実させながら、お金をしっかり貯めていきたいですね。