日の出が早く、朝の光がやわらかく差し込む夏の朝は、一日を気持ちよくスタートさせる絶好のチャンス。「もっと自分の時間がほしい」「気持ちに余裕を持って過ごしたい」と感じている方にこそ、“朝時間”を見直してほしい季節です。
今回は、「4時起き」で朝時間を楽しんでいる、3人の朝美人さんの実例をご紹介。夫婦で13年続ける朝時間、体を整える朝運動、家族のためと自分のための“ご褒美時間”…など、それぞれのライフスタイルから、無理なく始められるヒントを見つけてみませんか?
【1】夫婦で13年続ける「4時起き」生活
朝時間アンバサダーのnaoさん(@naomimimi__)は、ご主人と一緒に13年以上「4時起き生活」を続けています。もともとは夜型だったおふたりですが、結婚をきっかけに“朝時間”にシフトしたのだとか。
朝は窓を開けて空気を入れ替え、お香を焚いて香りとともに一日をスタート。お気に入りは、京都の老舗「薫玉堂」のお香。日によって香りを選ぶのも、毎朝の楽しみのひとつです。

朝ごはんは、具だくさんのファイトケミカルスープ(※)入り味噌汁。なめこや豆腐、季節の野菜がたっぷりで、栄養も満点。野菜は冷凍保存しておけば、朝の準備もスムーズなんだとか。
(※ファイトケミカルとは、植物性食品が含む化学物質で、植物が自らの生存や防御のために生成する成分のこと)

時間がある日は、お気に入りの朝カフェへ。代官山や表参道のパン屋さんやスムージーカフェで、ゆったりと朝を楽しむのが定番だそう。
家族と一緒に取り組むことで、早起きも自然と習慣になるのかもしれませんね。
(参考:結婚して13年間、4時起きを継続!変わり者夫婦が過ごす朝時間)
【2】心と身体が整う「朝の運動」
ボディメイクインストラクターの齋藤美紀子さん(@mikikosaito.bodymake)は、朝5時半から30分間、週3回のオンラインレッスン「早起きボディメイク」を主宰しています。

「朝に運動なんてハードルが高そう…」と思われがちですが、実はメリットがいっぱい。夜は予定や疲れで続かなくても、朝ならイベントに左右されにくく、習慣化しやすいのが魅力です。
さらに、身体を動かすことで代謝もアップし、お通じもスムーズに。そして何より、「朝運動をすると1日をごきげんに過ごせる」と美紀子さんは話します。
気分が整わない朝ほど、少しでも身体を動かすことでリセットできる感覚があるそう。
まずはラジオ体操やストレッチなど、気軽な運動から始めてみるのもおすすめですよ。
(参考:朝4時起き!私が2年継続して感じた「朝運動すること」のメリット3つ)
【3】「自分へのご褒美時間」をつくる朝
仕事に育児にと忙しく過ごす、朝時間アンバサダーのMaiさん(@_my0610)。そんな中でも、「朝の時間だけは自分のために」と、4時起きの習慣を大切にしているそうです。
まずは家族のお弁当づくり。そのあと、食材が冷めるのを待つ間に淹れるコーヒーと、お気に入りの雑誌を読むひとときが、Maiさんにとっての“ご褒美時間”。
健康や美容の情報をチェックしながら、気持ちを整えるこの時間が、心の栄養になっているといいます。

朝食には、お父さまが育てた無農薬野菜をたっぷり使用。ごはんとパンを日替わりで用意し、家族が飽きずに楽しめる工夫も欠かしません。
さらに、時間に余裕がある日は、お子さんをベビーカーに乗せて近所をお散歩。自然の中で深呼吸し、太陽の光を浴びながら、心身をリセットする大切な時間を過ごしています。
「4時起き」で始まる朝には、自分や家族を労わるヒントがたくさんありそうですね!
(参考:4時おき習慣で変わった♪私が大切にしている毎朝の過ごし方)

毎朝4時台に起床!早起きさん達の「モーニングルーティン」とは?
夜型生活を送る人にとって、早起きはかなりハードルが高いもの。でも朝時間を有効活用することで、スキルアップの時間にあてたり健康に繋がったりと、たくさんのメリットが見つかるは…
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毎日4時に起きるのは難しいという方は、まずは10分だけ早起きして、お気に入りの飲み物をゆっくり味わうことから始めてみるのもおすすめです。
“自分らしい朝”を見つけて、今日もごきげんな一日をスタートしてみませんか?

