おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
連日、日中は30℃超えの暑さで体力も消耗しますね。そして夜も、冷房なしでは寝られない毎日が続いています。実は、冷房を使った室内は意外と乾燥していて、寝ている間に汗とともに水分が失われがちです。
朝起きたらすぐの水分補給も大切ですが、食事からもしっかり水分をとりたいところ。そんな時におすすめなのが、夏野菜の代表「トマト」です。

トマトには、抗酸化作用のある「リコピン」が豊富に含まれており、生活習慣病予防や美肌効果も期待できます。ビタミンCやビタミンEも含まれており、夏風邪や高血圧の予防にもぴったりの野菜です。
手軽に食べられるトマトは、朝ごはんの強い味方。ミニトマトは洗うだけでOK、フルーツトマトはまるで果物のような甘さ。お好みのトマトを使って、毎朝の「トマト習慣」始めてみませんか?
【おすすめレシピ1】塩トマト

材料(1人分)
- トマト…1〜2個
- 粗塩…ひとつまみ
作り方
【1】トマトを洗い、8等分のくし形切りにする。
【2】粗塩をふりかける。
これだけでトマトの旨味「グルタミン酸」が引き立ち、ぐっと美味しくなります。たった2分でできる朝の一品です。
【おすすめレシピ2】塩昆布トマト

材料(1〜2人分)
- トマト…1個
- 塩昆布…ひとつまみ
作り方
【1】トマトを8等分のくし形切りにし、ボウルに入れる。
【2】塩昆布を加えて軽く混ぜ、1分ほど置く。
こちらも2分で完成。トマトと昆布、ダブルのグルタミン酸で旨味たっぷり。塩分も補えるので、熱中症対策にもおすすめです。
【おすすめレシピ3】カプレーゼ

材料(1〜2人分)
- トマト…1個
- ミニモッツァレラチーズ…30g
- バジル…適量(乾燥バジルや青じそでもOK)
- オリーブオイル…小さじ2
- 粗塩…ひとつまみ
作り方
【1】トマトを8等分のくし形切りにして皿に並べる。
【2】その上にミニモッツァレラとちぎったバジルをのせる。
【3】粗塩をふり、オリーブオイルを回しかける。
おしゃれで栄養たっぷりな朝のサラダ。2分で完成するカプレーゼは、バジルが苦手な方は青じそで代用しても美味しいです。

※写真は、産直で100円で購入したバジルの苗。新鮮で香りも抜群です!この時期はバジルの苗が売られているので、育てながら食べるのも美味しいですよ。
次回は、朝から手軽に作れる「スパイスカレー」をご紹介します。夏休みの朝ごはんに、ぜひお試しくださいね。
*この公式ブログは毎週火曜日に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

