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スローな休日の読書に。毎日をちょっとハッピーにするアイデアが詰まった本、オススメ2冊

 

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、毎日をハッピーにする本

連休のあとはお疲れの出やすい時期。ちょっとした楽しみを見つけつつゆる〜くハッピーにいきましょう。今日一日をちょっと楽しくするヒントが見つかる2冊をセレクトしました。仕事や学校に行くのがユウウツだなあと感じる休日の読書にもオススメです。

『おちゃめ力宣言します! いろいろな悩みや不安もハッピーに解決!』
おちゃめ力宣言します! いろいろな悩みや不安もハッピーに解決!
著者:田村セツコ
出版社:河出書房新社

80代の現役イラストレーター・エッセイストの田村セツコが、人生をハッピーにする「おちゃめ力」の使い方を伝授します。おちゃめ力100か条をはじめ、おちゃめ力のアイデア満載の一冊です。

セツコさんにとってのおちゃめ力とは、「ものごとを難しく考えないで生きる姿勢のこと」。つらい時や悲しい時は、持ち前のおちゃめ力を使って乗り越えてきました。想定外のことが起こった時も、口角を上げて「おやまぁ」と大らかに。

おちゃめ力はきっと誰もがもともと内に秘めているものだけど、力を発揮するにはコツがある。まずは、眉間のシワをのばすこと。おちゃめ力を高めるためには「キツキツにならず、気持ちをゆるく持つ」とよいそうです。毎日を楽しくする魔法を試したくなる一冊をどうぞ。

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『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』
ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日
著者:パリッコ/スズキナオ
出版社:スタンド・ブックス

酒場ライターのパリッコさんとフリーライターのスズキナオさんが、日常がちょっと楽しくなるアイデアを紹介。飲み友達で「酒の穴」というユニットを組むふたりの愉快で楽しい対話エッセイ集です。

ある日ふたりは「今日一日、ご自由にをみつけるまでは帰れない日」と決めて街へ出た。パリッコさんは東京で、スズキナオさんは大阪で。民家や商店の前に置いてある「ご自由にお持ちください」と書かれた段ボール。そこには食器や日用品などが入っている。この「ご自由に」を探してそれぞれ街を歩き、何かをゲットするまでは帰れない。その日に巡り会えるかどうかもわからない。そんな運任せで無謀なチャレンジは果たして……。

パリッコさんは「ご自由にお持ちください」というメッセージを「誰宛てでもない手紙を空瓶に詰めて海に流すボトルメール」のようだという。このメッセージを受け取るためのふたりの散策は、冒険っぽくあるところが素敵です。

商店街でお惣菜を買い集めて「おつまみ弁当」を作り屋外でのんびり飲んだり、あえて「10年前っぽい感じ」で一日を過ごしみたり。一年中好きな時に正月気分を味わえる「ニセ正月」も楽しそうです。日常からちょっとだけ逸脱すると、心も体も風通しがよくなる気がします。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。
『おちゃめ力宣言します! いろいろな悩みや不安もハッピーに解決!』
『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』

ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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