おはようございます。脳腸活カウンセラーの桜華純子です。
今回のテーマは、「5月」の連休明けを心身ともに快適に過ごす方法。新年度が始まってすぐ大型連休があるなど、何かと変化のあるこの季節を心地よく過ごすためのヒントをお届けします。
心身に不調が起こりがち。「五月病」をおさらい
「五月病」はこの時期よく耳にする言葉ですが、正式な病名ではなく俗称です。4月を境にして生活環境が変化したり、また気温の変化が大きく自律神経バランスが崩れやすくなる季節でもあったりと、この時期は心身の不調を感じることが多いようです。
- 気持ちが沈む
- 食欲が落ちる
- 眠れない
などを感じたら、もしかしたら『五月病』のサインかもしれません。次項では「五月病」を予防するポイントをお伝えします。
「五月病」に負けない。5月を快適に過ごすヒント3つ
【1】自律神経のバランスを崩す「夜更かし」を控える
睡眠は私たちの体力を回復するためにとても大切ですが、体力のみならず、健やかな精神状態を保ってくれるという役割もあります。質の良い睡眠をとるためのポイントは以下の通り。
- 眠る前に考え事は控える
- スマホをオフにする
- 温かいハーブティーなどでリラックスする
- 深呼吸をして身体の力を抜く
- 照明を落とす
このように、眠る前の時間は副交感神経を優位にするようにして、睡眠の導入に理想的な形を作りましょう。
【2】メンタルを整える食事内容を意識する
食事と精神には深いつながりがあります。
例えば、砂糖の取りすぎは精神疾患のリスクにもなると言われています。そのため、心の調子が悪いときは特に、ジュースやスポーツドリンク、スナック菓子など、大量に砂糖が入った食品や飲料は控えるのがよさそう。
逆に、たんぱく質に含まれている必須アミノ酸の一つ【トリプトファン】は、精神を安定させるセロトニンという神経伝達物質の原料になるため、たんぱく質食品は精神に良い影響を与えてくれます。
- 魚肉
- 納豆
- 味噌
などのたんぱく質は不足しないように摂取しましょう。また、バナナやナッツにもトリプトファンは含まれています。どちらも朝ごはんやおやつなどで積極的に取り入れましょう。
【3】「心のスイッチ」をいくつか用意しておく
一人でいたり考えごとをしたりすると、ついネガティブになりやすい…そういう時には、「心のスイッチ」が役に立ってくれます。例えば
- 好きな音楽を聴く
- 掃除をする
- 空を見上げる
- 深呼吸をする
- 笑顔になる想い出を思い出す
- 軽い運動をする
など、すぐにできることも含めて、これらのアクションで心のスイッチを切り替えることで、思考のベクトルを自らコントロールして気分を変えられます。
わたしたちの脳は一度に一つのことしか考えられないので、自ら思考を切り替えることは心の安定のためにも大切です。ネガティブになりそうな時、気分転換をしたい時などにぜひ試してみてください。「心のスイッチ」リストを付せんに書いて部屋に貼っておいたり、手帳に書いておいたりするとよいかもしれません。

ヨガで“五月病”対策!自律神経を整える「ネコのポーズ+ダウンドッグ」
もし心や身体が不安定になっても、自分を責めず優しい気持ちで、無理なくできる予防を心がけて乗り切っていきましょう!
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。