薄着になる夏に向けて、そろそろ体を引き締めておきたいと感じる方も多いのではないでしょうか。でも、短期間で結果を出すのはやっぱり難しいもの。だからこそ大切なのは、“続けやすい習慣”を無理なく日常に取り入れることです。
今日は、忙しい毎日でも気軽に取り入れられる「ダイエット習慣」を3つご紹介します。ちょっとした工夫を重ねることで、少しずつ体の変化を感じられるはず。今から夏に向けて、スッキリとした体づくりを始めていきましょう!
ちょっとした習慣を意識的に取り入れることで、少しずつ体が変わっていくのを感じることができるはず。今から夏に向けて、スッキリとした体作りをスタートしましょう!
【1】寝ていても痩せやすい体に!「1分ながらダイエット」
「ダイエットがうまく進まない…」そんなとき、「脂肪燃焼スイッチがあればいいのに」と思ったことはありませんか?実はその“スイッチ”、体の中にちゃんとあるのだとか!
鍵となるのは、「スキャピュラ・アイソレーション」と呼ばれる肩甲骨まわりのエクササイズ。肩甲骨をしっかり動かすことで、脂肪を燃やす褐色脂肪細胞が活性化し、血流や代謝がグッと改善。さらに、肩甲骨の位置が整うことで、姿勢が良くなり、スタイルアップ効果も期待できます。
ピラティストレーナー TOMOKOさん考案のエクササイズは、椅子に座ったまま、たった1分でもできる手軽さが魅力。しっかりと引き締めていきましょう。
やり方
1) 椅子に座り、両手のヒジを曲げて頭の後ろへ
2) 息を吐きながら肩甲骨を使ってヒジを広げる
3) 息を吸いながらヒジを閉じる
4) (2)~(3)の動きを1セットとして、30~50セット繰り返す
ポイントは、肩甲骨の筋肉をしっかり意識すること。慣れてきたら、1日3回を目安に取り入れてみてください。脂肪燃焼スイッチがオンになり、無理なく代謝アップが目指せます。
テレビを見ながらや、休憩中のひとときにサッとできる「ながらダイエット」なので、忙しい日常でも気軽に続けやすいですね。
【2】「エアなわとび」で手軽に全身運動!
縄跳びが苦手な人でも、運動が苦手な人でも、簡単にできるエクササイズ「エアなわとび」。実際になわを持たず、その場でジャンプするだけで、全身の筋肉を効率よく使い、体幹や腹筋、太もも、さらには二の腕までしっかり引き締めることができます。たった3分続けるだけで、じんわりと汗が出るほどの運動量になります。
美容家 飯塚美香さんがおすすめするのは、朝食前に行うこと。空腹時に有酸素運動をすると、蓄積された脂肪がエネルギーとして消費されやすくなり、代謝も上がります。これにより、痩せやすい体を作ることができ、1日のカロリー消費が効率的に進みます。
室内でできるエアなわとびは、パジャマでも雨の日でも、テレビを観ながらでも実践できるので、続けやすいのも魅力。爪先で着地することで、マンション住まいの方でも下の階に振動を伝えず、足首を引き締めることもできます。
楽しみながらできるので、飽きずに続けやすいのも大きなポイント。ぜひ、今日からエアなわとびを取り入れて、楽しくダイエットを進めていきましょう!
(参考:朝食前たった3分でOK!痩せ体質を作る『エアなわとび』)
【3】やせホルモンの増やす「睡眠」をしっかりとる
運動が苦手な方でも、実は睡眠をしっかりとることでダイエットをサポートできることをご存知ですか?
「やせホルモン」として知られるアディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される善玉ホルモンで、体内の糖や脂肪を燃焼させる働きがあります。運動をしなくても脂肪を燃やしてくれるため、太りにくい体作りをサポートしてくれます。
実は、100歳以上の女性の血液中にはアディポネクチンが多く、長寿のホルモンとしても注目されています。アディポネクチンは、十分な睡眠をとることで分泌が安定します。睡眠時間が足りないとカロリー消費が減り、食欲増進ホルモンが増えるため、ダイエットには睡眠が重要です。毎日5時間以上の睡眠を心がけましょう。
運動がなかなか続かないという方は、まずは睡眠時間を確保することから始めましょう。質の良い眠りをとることで、痩せやすい体作りを目指しましょう。
(参考:ダイエッター必見!太りにくい体になる「やせホルモン」の増やし方)

毎日の食事、睡眠…「ヤセ体質」を作るダイエット習慣3つ
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効率よく痩せるために取り入れたい「ダイエット習慣」をご紹介しました。
焦らず、少しずつ自分のペースで続けることで、理想のボディに近づけるはずです。楽しみながら、健康的にスッキリとした体作りを目指したいですね!