おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
野菜が高騰していてなかなか手が出にくい日が続いていますね。今回は大根を無駄なく使い、お正月太り解消にもなるレシピをご紹介します。
大根にはジアスターゼという消化酵素が含まれ、胃腸の調子を調えてくれます。そして、大根の辛み成分にはアリルイソチオシアネートで大腸菌を死滅させる殺菌力があるとも言われています。これは大根の皮にも含まれているので捨てずに活用しましょう。
お正月休みからの体調不良が改善しない方は、ぜひ大根を食べてみてください。大根おろしを鍋料理に加えたり、ポン酢を垂らして食べたりするだけでも、効果が期待できますよ。
今回ご紹介するのは、手軽にできるダイエット&節約レシピ「大根餅」です。大根餅は大根おろしを軽く絞って使うことが多いのですが、大根の汁にも栄養素が含まれているので、ここでは千切り大根を使って作ります。
大根の栄養を余すことなく味わう!「千切り大根餅」
材料(1~2人分)
- 大根(可食部) 150g
- 青ネギ 3本
- 干しエビ 大さじ1
- 片栗粉大さじ4
- 水大さじ2
- ごま油大さじ1
- ポン酢醤油適量
作り方
1) 干しエビを分量の水に浸して戻しておく。
2) 大根は皮をむいて千切り。青ネギは小口切りにする。
3) ボウルに片栗粉と大根とネギを入れ混ぜたら、(1)をつけ汁ごと加え粉っぽさが無くなるまで混ぜる。
4) フライパンにごま油を入れ中火で熱し、(3)を加えて平らにする。そのまま3分焼いて返す。裏面も3分焼いて返したら、押し付けながら2分焼き、再び返して2分焼く。お皿に盛り付け、食べやすい大きさに切る。
ポン酢醤油をつけてお召し上がりください。
- 干しエビのほかに、乾燥貝柱などがあれば一緒に水に浸してから使ってください。コクが出ます。
- 干しエビがない場合は揚げ玉や鰹節などでもOKです。キムチを入れるのも美味しいですよ。
- 餅には味付けをしていないので、濃い味が好きな方は鶏ガラスープの素小さじ1を加えてもOKです。
大根を使い切るコツは買ってきてからすぐに、新鮮なうちに調理することです。新鮮な大根の皮は美味しいので、捨てずに活用しましょう。私は大根の面取りをしたり、皮をむいたら細切りにして甘酢に浸けて漬物にしておきます。
全部を美味しく食べきる!「大根の皮の甘酢漬け」
材料(作りやすい分量)
- 大根の皮 50g
- 甘酢大さじ2
作り方
1) 大根の皮を1cm幅の千切りにして、蓋つきの容器に入れ甘酢を加え蓋をしてふる。
2) 1時間置いたら食べられます。(冷蔵庫で1週間ほど保存できます)
- 野菜の切れ端をこんな風に活用すると美味しいピクルスになりますよ。
- 甘酢は市販のすし酢などでOKです。
私がお正月明けに食べる大根料理の一つに「梅流し」というものもあります。
大根を昆布と梅干しで煮るだけのシンプルなもの。腸が動いて便秘解消にもおすすめの料理です。こちらもお試しくださいね。作り方はこちら↓
「梅流し」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12881504653.html
「おろししらす」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12838343357.html
お正月太りを解消!朝食にもおすすめ「大根1本食べきり」レシピ3つ♪
お正月太りが気になる時期。ダイエットや胃腸ケアに活躍するのが、大根を使った料理です。
次回は「長ネギ」の活用方法をご紹介します。
*この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!