この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
私は管理栄養士として8年間、メタボ改善やダイエットサポートを経験し、現在は重ね煮アカデミー認定師範としてご主人のダイエットや検査値改善を叶えたい方に向けて、「食の知恵」をお伝えする教室を開いています。
食べ過ぎが心配…年末年始のごちそう
年末年始はクリスマスや忘年会、お正月など、イベントが続きますね。美味しいごちそうを楽しむ一方で、「つい食べ過ぎちゃって体重が心配…」なんて思っていませんか?
この記事では、そんな方に向けて、食べ過ぎた翌朝に実践できる「太らない朝ごはんのポイント3つ」をお届けします。これを取り入れれば、ごちそう続きでも体重増加を防ぎつつ、健康的にリセットできますよ!
食べ過ぎたときは「翌朝リセット」で間に合う!
まずお伝えしたいのは、食べ過ぎた翌日にすぐ脂肪が増えるわけではない、ということ。余分なエネルギーが脂肪になるまでには2〜3日かかります。だからこそ、この間にリセットを始めればOK!
余分なエネルギーを脂肪にしないためのカギを握るのが「朝ごはん」です。
太らない朝ごはんのポイント3つ
太らない朝ごはんのポイントは、以下の3つです。ポイントを押さえたメニューで、胃腸と代謝を整えましょう。
1. 低脂質
ごちそうで摂りすぎになりがちな脂質を控えます。
2. 高食物繊維
不足しがちな野菜や海藻をプラスして、腸内環境を整えます。
3. 消化が良いもの
胃腸が疲れやすい時期だからこそ、負担を減らすメニューが大切です。消化吸収しやすいごはんは代謝を上げる働きもしてくれます。
これら3つのポイントを意識すれば、しっかりとリセットできます。
ごちそう続きの体をリセットする「ゴールデンコンビ」は?
上記3つのポイントを押さえたでおすすめメニューが、日本人が昔から親しんできた「ご飯と味噌汁」の組み合わせ!必須アミノ酸をバランスよく含む理想のゴールデンコンビです。
ご飯
消化が良く、エネルギーに変換されやすい低脂質な炭水化物。胃腸が疲れていても負担が少なく、朝のエネルギー補給に最適です。
味噌汁
体を温め、内臓の働きを活性化して代謝を上げます。また、味噌は発酵食品なので腸内環境を整える効果も。野菜や海藻をたっぷり加えれば、不足しがちな食物繊維も補えます。
朝ごはんで整えきれなくても…大丈夫!
もし朝だけではリセットしきれない場合は、昼や夜の食事にも「ご飯と味噌汁」を取り入れてみてください。胃腸が軽くなり、スムーズに体重がリセットされる感覚が得られるはずです。
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年末年始の楽しいイベントは、体重を気にせず思い切り楽しみたいですよね。ぜひこの朝ごはんのポイントを実践して、翌朝からリセットを始めてみてください。
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渡辺すみよさんプロフィール
一般社団法人 日本重ね煮協会 認定師範
長男の野菜嫌いをきっかけに「重ね煮」に出会い、その美味しさと健康効果に感動。「食の乱れが作る病気で悲しむ人をゼロにしたい」を活動の原点に、現在は重ね煮アカデミー認定師範として家族の健康を支える「食の知恵」を伝えている。
渡辺すみよさんのInstagram:@sumiyo_watanabe_kasaneni